ほんの1年前に僕らは別れた。
変われない僕とは対照的に、 彼女は今では 「スター」と呼ばれている
僕は単なるファンAとなった。
ファンAはステージを見上げる。 すると、スターと目があった気がした
その目はスポットライトを反射し、 キラキラと輝いている。
スターは口元に左手を当てる。 投げキッス
ファンAは両手で自分の口を塞いだ。 彼女から届いたキスが 口の外に逃げないように
自分に向けられたものではない。 自覚して、惨めになった。
ただのファンAから、 迷惑かもしれないが、 返したい言葉があった。
ファンA
コメント
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切なくて良かったです!