mz
おい、またサボってんのかよ?
pr
…まぜ太か、授業出たのか?
mz
出てねぇよ。お前がいねーとつまんねぇし?
いつもみたいに笑う彼の瞳は、夜のように黒かった。 悪魔候補にしては、やけに人間臭い。 いや、もしかしたら、僕よりも “人間” らしいのかもしれない。
pr
なー、まぜ太?おでさ、天使になれると思う?
mz
さーな。でも、「天使になりたい」って言ってる時点でもう天使じゃねぇよ…?
pr
…?どういうこと
mz
本物の天使は、「天使になりたい」なんて言わねぇだろ。
mz
気づいたらなってた。…みたいなもんだからさ
pr
そうやな…
pr
おーい、まぜ太ー?
pr
また、遅刻だって?(圧
mz
げ、ぷり…
いつも通りの朝。 でも、教室の空気はちょっと冷たい。
前を見ると黒板には、
「今日のテーマ:あなたの“光”と“影”について話そう」
と、書いてある。
教師
ぷりっつ、君の“影”ってなんだと思う?
pr
えっ…!影……?
pr
んー…夜更かしとか、?
教室が笑いに包まれる
でも、その瞬間にあっとが呟いた。
at
…本当の影は、笑ってる時に隠すんだよ。
おでは、その言葉が聞こえていた。 心に刺さった。
自分の中にある“影”を意識したーー
〜放課後〜
夕日のさす廊下でおでは、自分が映った窓を見つめてた。
pr
天使になりたい、なんて言葉……
本当は誰かを救いたいんじゃなくて、
おで自身が救われたいだけなんだ。(ボソッ
本当は誰かを救いたいんじゃなくて、
おで自身が救われたいだけなんだ。(ボソッ
そう言うと、強風が吹いた。
教室の中に誰かの落とした白いプリントが舞い込む。
pr
…?(ペラッ
そこには、黒い字でこう書かれていた
天使を選ぶのは、人じゃない。 心だ。
pr
ッ…!






