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燎煉火力発電所
読者さん
読者さん
読者さん
智美
智美
カゴの隅の方に飲み物の汚れがこびり付いているのが見えたとなると……
たぶんこのやり方は正解だろう
入れれる限り持ち運ぶ
読者さん
読者さん
智美
彼女は何やら頷く
ただ声を漏らすだけでその表情は真顔
可もなく不可もなしなのか?
読者さん
読者さん
キレイに飲み口を下を向けて乾燥させようと立てかけたとき
洗った空き缶は湯気を出しながら蒸気にしばし包まれる
そして何事もなく鎮座する
読者さん
智美
読者さん
洗った空き缶の中を覗いてみると……?
読者さん
読者さん
読者さん
智美
ここであることに気がつく
慣れとは全くもって恐ろしいもの……
それは嫌というほど先程まで洗礼を受けたものだ
読者さん
智美
読者さん
しかし違和感に気がつくのは何も空き缶だけではない
乾くのではなくそれは
渇きとなるものだ
読者さん
智美
智美
そう言うと彼女は部屋の隅の冷蔵庫から飲み物を取り出す
溢れんばかりの冷気が瞬時に音を立てて蒸発するその様
まさに恐るべし
智美
読者さん
手渡されたスポーツドリンクはキンキンに冷えていて
身体が求める
脳が早く飲めと手を急かす
読者さん
その刹那
まごうことなき甘美の波
押し寄せるオアシス
読者さん
読者さん
智美
読者さん
智美
智美
読者さん
智美
智美
智美
読者さん
智美
腰に添えてあるムチを床に叩きつける
うねる無知は獲物を狙う蛇の如く
音速の叩きつけは破裂音を凌駕する
読者さん
智美
智美
読者さん
智美
読者さん
智美
智美
読者さん
しかしそうは言えど心の奥底では煮えたぎる何かが本能を刺激する
ストレスが全くない人間なんていない……
さぁ……粉砕だ