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今日は創くんと会える日 私は疑問に思っていることがある。 私は、創くんのことを 創「くん」 と呼んでいるが、 創くんは私のことを 未来「さん」 と呼んでいる。 本当は 未来「ちゃん」とか、 欲を言えば 「未来」とかで、 呼んで欲しい。 言ってみようかな、
コンコンコン
創
そう考えていたら、 創くんが来た。 ああ、よかった、 また、会えた、
創
あ、呼び捨て、 そういえば、この前も 呼ばれていたような、
未来
私が、そう言った途端、 創くんに抱きしめられた。
創
未来
そっか、前に会った時は、 私がむせちゃってたんだ、 ごめんね、 そんなところ見せて、
創
未来
そういえば、創くんが ナースコールを押してくれたんだよね
でも、このままの体勢だと、 創くんに言葉が通じない。 そう思い、私は 創くんと向かい合う
未来
創
未来
創
未来
創
未来
私達の間には気まずい空気が流れる この空気をやぶったのは 創だった。
創
未来
未来
創
創くん、怒ってる? そして、私は 勇気を振り絞って聞く
未来
創
未来
創
未来
あー、もう、 そんなこと聞いたら、 もっと怒るに決まってるでしょ、
創
未来
久々に大きい声を出した。 自分でも、驚くぐらいに、
創
未来
未来
創
創
創
未来
創
未来
創
そうだよね、 そうやって聞くよね、
未来
創
未来
創
創
そうして、私達は 楽しいお話をたくさんした。 この時間が一生続けばいいのにな、 でも、これが私の 『運命』 だから、
今日の日記 今日も創くんと会いました。 創くんは元気そうでした。 今日、創くんは、 何も頑張っていないと 言っていました。 「そんなことない。」と 私は言えました。 私はその言葉を聞いて、 私の方が頑張れてないと思いました。 私ももっと頑張らなね。 私はいつまで、この日記を 書けるかな、 この日記の文字も誰も読めない文字に なってしまいました。
私は、書いた日記を 元の場所に戻した。 ふと見た窓の外には、 虹がかかっていた。 まるで、私のことを 応援しているように、