東方月華録 ご本人様には既に承諾済み

気づけば時は数日…数十日と過ぎていき約1ヶ月ぐらいだろうか…経てば私達は多少なりとも幻想郷の師匠たちに軽く傷を負わせられるようになってきた

全員とはほぼ毎日のペースで会えるし特段寂しいとかそういうのは無い

人里…人が沢山いる場所でのんびりしていればどこかでひょこっと会える…

妖夢）おや、鏡華さんじゃないですか

妖夢）お二人さん優秀ですよ〜剣筋もしっかりしてますし、またご飯食べに来てくださいね

妖夢）そろそろ来てくれないと暴走して人里を練り歩くと思うんで来てくださいね

彼は鈴木さん、黒雪くんと霊夢さんが任務でたまたま知り合った人

それ以来白玉楼でお世話になっている、お世話している人

そんなことを話して居ると突然紅魔館の方向から激しい爆発音が聞こえた

妖夢）行きますか、宇都くん達が心配です

紅魔館の方向に向かって走って向かう

紅魔館 正門

美鈴）！！皆さん！

美鈴）実は私も寝てまして…詳しい事は知らないんです

美鈴）ですね

紅魔館の中に入ると玄関は血の海だった

紅魔館 内部

咲夜）おやめ下さいお嬢様！妹様！

妖夢）ど、どうしたんですか？咲夜さん

咲夜）実は……急に妹様とお嬢様が暴れ出しまして…いつもの喧嘩とは違うんです

咲夜）えぇ…いつもならプリンが〜とか、ケーキが〜とかなんですけど……

咲夜）は、はい、人形が壊れただけじゃこういう喧嘩は起きないんですけど……

咲夜）私も行きます！

咲夜）いいえ！行きます！詳しいことを教えて頂ければ邪魔にならないように手伝います

咲夜）気絶させてから取ればいいんですか？

咲夜）分かりました

数分後

咲夜）水掛け論になってしまいます、相手が勝手に見つけて粉を掛けてきた…も、あります

この世界は文明が少し遅い…今でもスマホを出せば面白そうな目を向けてくるし「使わせて」と行ってくる人もいる(特に魔理沙)

少し話した後電話を切る

咲夜）いつ見ても不思議ね…

咲夜）すまほ……

咲夜）そう言えばパチュリー様達は…

咲夜）そう…なら良かったわ

咲夜）…まぁ、今回はお世話になりましたし今日は泊まって行ってください

咲夜）えぇ、お部屋とお食事等はコチラで用意させて頂きます、疲れましたでしょう？

咲夜）良いのですよ、メイド長としての役目です

咲夜）お部屋にご案内いたします、何かあればここに居る妖精メイドに申し付け下さい

咲夜）あら、一緒がいい？

咲夜）まぁ、最高で2人迄ですけど

咲夜）ﾌﾌ笑仲良しですねぇそれじゃ行きますよ〜

そんな事を話していると扉をノックされた

返事をすると扉が開きそこにはフランちゃんが居た

フラン）お姉ちゃん！✨

フラン）遊ぼ！お姉ちゃん！

無邪気な笑顔をうかべる彼女は先程までの狂気じみた笑顔とは全く違った

フラン）大丈夫！ね、ね！遊ぼ！

そう言って抱きついてくる彼女は幼女という言葉が相応しい

フラン）えっとね〜…かくれんぼ！

フラン）わかった！✨

休む間もなく私達は彼女の遊びに付き合わされる…

疲れるが苦ではない…だが……休みは欲しいと思う…

ﾀｯﾀｯﾀｯ…

かくれんぼが終われば鬼ごっこ

フラン）早く早く〜！ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

フラン）？？じゃあ走る〜！ﾀｯﾀｯﾀｯ

フラン）お兄ちゃんだー！

フラン）うん！それより遊びたい！

フラン）やったー！皆と遊べる！

フラン）もっと人来るの？お兄ちゃん達来るの？((o(｡ >ω<｡)o))わくわく

フラン）あーそぼー♪

私が逃がすわけないだろうふふっ

数十分後

妖夢）なんでぇ…

フランちゃんを抱えて見せると全員が察した顔をした

フラン）？？遊ぼ〜！

フランちゃんを下ろすとフランちゃんはすたたたー！と走って逃げ出した

妖夢）え"……