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佐々木 カノン

水無月さん!

水無月 ミナ

んん?何かなぁ?

この人は水無月ミナ。私の憧れている人。

佐々木 カノン

…そのっ、今日…一緒に…帰りませんか…?

そう、私はコミュ障なのだから、 水無月さんと上手く話せない。

水無月 ミナ

ん!いいよっ、ちょーどカノンちゃん誘おうと思ってたし!

佐々木 カノン

!!!本当ですか!!?

つい、声を荒あげてしまう。

水無月 ミナ

ホントホント。じゃ、授業始まるよ。マジで急いだ方がいい!

佐々木 カノン

はいっ、気をつけます!ありがとうございます、水無月さんっ!

水無月さんは、帰り際にこって笑った。

佐々木 カノン

(かわいいな〜…)

そう思ってしまうほどに、私の心を暖かくしてくれるのだった。

下校時刻

佐々木 カノン

水無月さん、帰りましょ…

私は、はたと立ち止まった。

佐藤 ミノリ

せんぱぁーい、一緒に帰りませんかぁ?♡

水無月 ミナ

えーー…私、カノンちゃんと約束してるの…。

佐藤 ミノリ

いいじゃないですかぁ♡そのカノンってやつは置いて、私と帰りましょぉ?

ベタベタとくっつく…佐藤ミノリ。

ざっけんな!!んだよクソが!ふざけんじゃねぇよ、くそビッチが!

佐々木 カノン

…水無月さん!帰りましょう、こんな奴置いて!

水無月 ミナ

え、あ、うんっ……。

私は、水無月さんの手を引いて… 走り出した。ミノリを振り切る様に。

佐藤 ミノリ

あぁっ、まってくださぁ〜い!

水無月 ミナ

ありがと、カノンちゃん。

佐々木 カノン

え、いや、困っていそうだったのでっ…/////

思ったことを実行してしまったことに、頬を紅くしてしまう。

水無月 ミナ

本当にありがと、じゃあ私、こっちだから。

佐々木 カノン

はっ、はい!じゃあ水無月さん、またあした!

水無月 ミナ

うん、また明日〜!

大きく手を振ってくれる水無月さんが、とても大きく見えた。

明日も、水無月さんの…いい笑顔、いっぱい見れるといいなぁ…

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