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〜初めに〜
続きを出すのが遅れてしまい、申し訳ありません
昔の基本や時代背景などを調べているうちにすっかり忘れていました……、
本当にごめんなさい！
これからどんどん進めていくつもりなので、読んでいただけると幸いです！
それでは本編どうぞ！
俺は君主も家族も仲間もいらない
どうせ失うのならば最初からない方がいい
"お前は本当にそう思っているのか？"
志倉 光頼
っ！！
目覚めると眩しい日差しが俺を包んでいた
志倉 光頼
薄気味悪ぃ夢だな……
幸也
こんな所にいたんだ
志倉 光頼
？！((ﾋﾞｸｯ
志倉 光頼
なんだ幸也かよ…おどかせんな
幸也
ごめんごめん笑
幸也
サボr……休憩しようとしてたら光頼が昼寝してるのが見えてさ
こいつ今サボりって言おうとしたな……
志倉 光頼
亜矢子に怒られるぞ
幸也
いーんだよ俺は実力があるから
鳳来 碧海
あーーーいたぁ！！！！
鳳来 碧海
亜矢子ちゃん亜矢子ちゃん！
鳳来 碧海
光頼と幸也いたよーー！！
鳳来 碧海
こっちーー！！！！
幸＆光「げ、」
亜矢子
ナイス碧海！！
志倉 光頼
やべっ、逃げるぞ幸也！！
幸也
はちょ待てずりぃぞ！
亜矢子
幸也ぉ！！光頼ぉ！！！
亜矢子
逃げてないで鍛錬しなさいよ！
亜矢子
強くなれないわよー！！！！
幸也
知るか((ﾎﾞｿ
亜矢子
聞こえてるわよ幸也！！
亜矢子
待ちなさい！！！
志倉 光頼
ちょこっちくんな幸也！
俺が諏訪んとこに世話になりだしてから2週間が過ぎようとしていた
結局俺は率いられてしまった
そう、全ては滅びたはずの"北条"様のせい───
志倉 光頼
は？
あの日、目の前に居たのは滅びたはずの北条の末裔だった
志倉 光頼
((ｺﾞｼｺﾞｼ
志倉 光頼
………((ﾁﾗ
志倉 光頼
何これ
頼重
何これ？！！？！
頼重
これから主君になるお方ですぞ！！
北条 時行
あ、あはは……
北条 時行
そりゃ無理もないよ、滅んだはずの私が生きてるんだから
志倉 光頼
……で？
志倉 光頼
俺をこんな所まで引きずってきてまでアンタらは俺に何を求めんの？
頼重
それは故に……
北条 時行
いいよ頼重殿、私から言う
頼重
しかし………
北条 時行
いいから
志倉 光頼
……
北条 時行
君……えっと、名前は？
志倉 光頼
……志倉光頼
北条 時行
光頼には私の郎党に入って欲しい
志倉 光頼
……
志倉 光頼
欲しいっつったって時行サマに言われちゃ逆らえんだろうが
志倉 光頼
数日前まで幕府の跡継ぎだった奴に
北条 時行
そうだねでも……
北条 時行
今の私には何の権力もない
北条 時行
残ったのは"元幕府の跡継ぎ"という肩書きだけ
志倉 光頼
……
北条 時行
だから君がここに入るかは君の意思で決めていい
北条 時行
私たちは無理強いはしない
志倉 光頼
それじゃあお断りするわ
志倉 光頼
郎党なんて大層なもん俺には不釣り合いだから
ｶﾞﾗｯ
北条 司
あーー兄さんここに居た！！
北条 時行
司！
志倉 光頼
は……？同じ顔、？
頼重
この子は司
頼重
時行様と双子でございまする
頼重
今まで隠居していたのですよ
頼重
この時代、双子は忌み嫌われる存在ですから
北条 司
え！！この人誰？！
北条 司
仲間？！新しいひと？！
北条 司
僕たちの郎党、入るのー？！
志倉 光頼
あ、いや俺は………
北条 司
入らないの……？
北条 司
ねえ何で！！入ろうよ！
北条 司
楽しいよ！！ねえおねがーい！
志倉 光頼
あーーー、っと、
志倉 光頼
えと、
頼重
因みに、司は駄々をこねると中々折れませんぞ
こいつ……！！
絶対わざとだろ！！！
志倉 光頼
ﾁｯ……
志倉 光頼
わーったよ、入りゃいいんだろ
北条 司
ほんとっ？！！
北条 司
やったー！！
志倉 光頼
はぁ……
志倉 光頼
最悪だ………
続く
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