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#女主人公
125
85
#心理描写重視
日菜
日菜は約束どおり、 人間界への入り口で待っていた。
ララ
遠くに見えたのは、 手を振るララの姿だった。
日菜
合流したララに日菜が質問する。
ララ
日菜
日菜の悲しそうな顔に、 ララは少し申し訳なくなった。
日菜とララは手を繋ぎ、 買い物のため、 フェアリーランドへと向かうのだった。
トト
意識が戻ったトトは、 城で女王と話していた。
まだ熱は下がっておらず、 苦しそうに話しかける。
女王
トト
女王
ベッドの横の小さな丸テーブルに、 温かいスープを置き、 女王はその横の椅子に腰掛けた。
トト
女王
ララはずっと、 トトの帰りを一番近くで待っていたのだ。
トト
トトは小さく笑いながら、 ララのことを思い浮かべる。
女王
トト
トトはゆっくりと目を閉じ、 そのまま眠りについた。
フェアリーランド中央広場。
ララ
日菜
紙袋を二、三個持ち、 日菜の後を追いかけるララ。
日菜は手ぶらで、 のんびりと歩いていた。
ララ
日菜
ララ
日菜
その時だった。
大きな地響きが起こり、 あちこちで建物が崩れ、 煙が舞う。
日菜
ララ
ララの予想通り、 見覚えのあるカメの怪物が、 街を荒らし始めた。
日菜
ララ
日菜
日菜の手を引くララの動きが、 一瞬止まった。
ララは深呼吸をして、 悪い考えを払拭する。
ララ
ララ
国を出て、 草原の向こうに、 人間界への入り口を認識する。
必死に走っていた二人の目の前に、 怪物の軍団が立ちはだかる。
ララ
日菜
軍団は二人を囲み、 徐々に近づいていく。
やられる、 そう二人が覚悟した時、 救世主が現れた。
「火飛円陣!」
空中から火の粉が円状に降り注ぎ、 怪物の体に触れた瞬間、 激しく燃え上がる。
日菜
ララ
空から一人の妖精が舞い降りる。
トト
ララ
トト
三人は手を繋ぎ、 人間界への入り口へと飛び込んだ。
トト
ララ
日菜
日菜が不安そうに、 妖精界への入り口を見つめていた。
トト
トトの体力も完全に戻ったわけではない。
ララもそれはわかっていた。
日菜に悟られないよう、 家に帰って休むことを優先した。
翌日様子を見に、 三人は再び妖精界へと向かった。
トト
草原は焼け野原となり、 かつて見た美しい自然は消えていた。
ララ
三人はフェアリーランドへと向かった。
日菜
日菜は辺りを見回したが、 壊れた家や剥がれたタイルが目立つだけで、 国には誰一人としていなかった。
トト
城の様子を見に行っていたトトが戻ってきた。
ララ
ララはかろうじて残っていた噴水の縁に座り、 考え込んでいた。
日菜
トト
ララ
日菜
そう言って、 日菜は森の方へ走リだした。
トト
トトが声をかけても止まらない。
ララ
トト
双子は見えなくなった日菜の後を、 追いかけていくのだった。
ララ
トト
日菜を探し始めて一時間、 全くといって見つかる気がしない双子。
ララ
トト
国やその周辺は崩壊寸前だったが、 森などはまだ被害を受けていないようだった。
ララ
トト
しばらく歩き続け、 ララがあるものを見つける。
ララ
地面に付いた少量の何か。
トトはこれが何なのかすぐに気がついた。
トト
ララ
トト
トトは一人だけ目星をつけていた。
トト
ララ
トト
ララ
二人は急いで入り口を探す。
ララ
トト
人間界に着くと、 目の前には心乃葉がいた。
心乃葉
トト
ララ
心乃葉
トト
人間界の時刻は夕方五時。
心乃葉は夜七時には家にいないといけないため、 妖精界に居られる時間は約四日。
心乃葉
トト
心乃葉
心乃葉は何かを言いかけ、 言葉を飲み込んだ。
その様子にトトは察して言った。
トト
トトはそれだけ言って入り口に飛び込んだ。
ララ
心乃葉
ララ
トトに続いて、 ララと心乃葉も妖精界へと向かうのであった。
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