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日菜
日菜が目を覚ますと、 そこは檻の中だった。
「日菜さん?」
声をかけたのは女王だった。
女王は隅のほうで小さく座っていた。
日菜
女王
日菜
女王
鉄格子は丈夫で、 当然素手では壊せない。
そして見張りもいる。
「お目覚めのようだねえ、妖精」
檻の外から一際大きい怪物が話しかけてきた。
日菜
ザーラ
女王
ザーラ
日菜
ザーラ
日菜はびくっと体を震わせる。
ザーラ
日菜
ザーラ
日菜
ザーラ
ザーラは高笑いしながら、 その場を去っていった。
お昼時、 日菜たちの状況は変わらない。
日菜
「おい、お前たち。飯だ」
その怪物はパンを二切れ置いて行ってしまった。
日菜
寂しくパンを見つめる日菜。
女王
女王が優しく日菜にパンを差し出した。
日菜
女王
日菜はしばらく遠慮していたが、 女王の優しさに負け、 パンを受け取った。
日菜
パンの味はほとんどなく、 硬いうえにパサパサしていて、 食べ物とは思えないようなものだった。
日菜
女王
日菜
女王
日菜
女王
女王は双子が誰よりも努力していたことを知っている。
武術も魔法も、 お互いに支え合いながら特訓していたことを。
女王
日菜
日菜に少し、 元気が戻ったようだ。
そしてまたお腹が鳴り出した。
女王
日菜
女王
日菜
女王
日菜
女王
女王が話を切り上げたその時、 大きな地響きと爆発音が地下に轟いた。
「ちょっと兄ちゃん! さすがにやりすぎ!」
「さすが、変わらないねー」
「いいじゃねえか、開いたんだから。それに、救出は派手にやったほうがかっこいいだろ?」
視界が開けたその先には、 トト、ララ、コノハの三人が立っていたのだった。
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