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風呂子が主人公で和子が友達(?)です 完結は10話ぐらいです! めっちゃ短いです、、、
入学して3日目。 私は、相変わらずお昼休みにひとりで机に弁当を広げていた。
風呂子
そんな独り言をこぼしたとき--。
和子
顔を上げると、教室で1番大人っぽい女の子が立っていた。 つやのある黒髪、落ち着いた目。どう見ても同い年に見えない。
風呂子
その子--和子は、にこっと微笑んで私の前に座った。
和子
風呂子
和子
風呂子
いきなりの不意打ちに、私は変な声を出す。
和子は落ち着いた手つきでお弁当を開きながら、どこか優しく笑った。
和子
風呂子
和子はあっと小さく口を押さえる。
和子
風呂子
和子
ちょっとだけのレベルじゃない 気がする。 だけどその大人っぽさが、不思議と安心する。
気づけば私は、すっかり和子と話すのが楽しくなっていた。
和子
風呂子
こうして私は、 高校に入って初めての 友達を手に入れた。
--この人が60歳だなんて、 知らないまま。