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#魔王
#まおクラ
五十嵐零斗
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五十嵐零斗
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時雨
ガサゴソ
ツーッ
タイガ
時雨が小さな猫じゃらしでそーっと タイガの背骨をなぞった。 タイガが変な声を出したそれとほぼ同時に、 バサリと何かが広がり部屋を満たし 思いっきり時雨の額にそれが クリーンヒットした。
時雨
タイガ
タイガ
。゚ヾ(゚`ω´゚ノシ゚。)ノシ
時雨
時雨
タイガ
タイガ
タイガがピタリと静止した。 『翼』 ツノだけでなかった、喜びと困惑が 再び交わり、見事な処理落ち状態である。
_( _ °-° )_ ズリズリ…
その隙に時雨は翼から脱出して タイガの前に立ち鏡を見せつけた。
時雨
時雨
タイガ
時雨
時雨
タイガ
妖の技術は魔族よりも大幅に進歩しており、 魔界全般の魔法の威力や質を底上げしている。 そんな妖の中でも上位種族、 博識な"鬼"の若頭ですら分からないとなると 流石にお手上げ案件だった。
二人の間に、冷たい 何とも言えぬ空気が流れていく。
時雨
時雨
タイガ
スス……
タイガから渡された小瓶を目にした 時雨はあまりにも分かりやすく目を輝かせた。 興味にどストライクだったのだろう。
時雨
時雨
(º ロ º )ハッ
時雨
タイガ
時雨
タイガ
時雨
タイガ
タイガ
時雨
タイガ
タイガ
時雨
タイガ
時雨は上機嫌で瓶を棚へ起き さらりと何かをメモに書き足すと 瓶がふわりと消えた。もう転送したのだ。
タイガ
タイガ
時雨
タイガ
タイガ
時雨
タイガ
時雨
タイガ
時雨
恐らくそれが本音だろう。 時雨は幼い頃から 人間があまり好きでは無いのだから。
タイガ
時雨
それから二時間経った。久しぶりの 幼なじみとの談笑や遊びが楽しくて、 気がつけばあっという間に 時間が過ぎていた。
時雨
タイガ
タイガがふと柱時計を見やると、 もう午後5時だった。 午前中と思い込んでいたのは 夏の日差しとぶっ壊れていた 腕時計のせいである。 1回、確かにまともな時間を刻んだ 時計を見たと言うのに。
時雨
タイガ
時雨
タイガ
タイガ
タイガ
タイガはトボトボと魔界までの 帰路を歩いていた。 アホ毛が限界までしょぼくれている。 夏の日差しは夕方でもお構い無しに 地を照らし続けており、 焼けるほどに暑い。
タイガ
タイガ
タイガ
ガッ
タイガ
ふと何かに足首を掴まれた様な気がして 目線を足元に送る。 そして見てしまった──
タイガ
???
足首を掴んでいたのは人間らしきなにかで 全身はずたぼろ、明らか重症の奴が 真夏の平原に野放しだった。
タイガ
???
タイガ
タイガ
コメント
1件
みぅです、読了しました🤍🥀 時雨くんの猫じゃらし攻撃、まさか翼まで出てくるとは思わなくて思わず笑っちゃいました……でもそこから「妖の技術でもありえない」って展開になるのがすごく好き。二人の距離感が自然で、ちょっと不器用な幼なじみ同士の空気が伝わってきました。 最後の倒れてる人、何者なんだろう……あのタイミングで出てくるのが気になります。次が楽しみだなあ🌙