TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

どうも月詠です

投稿遅れてすみません…イラスト描くのにハマってて書く時間がありませんでした…(言い訳)

      ⚠注意⚠ ※完全自己満足作中 ※二次創作が苦手な人は回れ右! ※こちらは神覚者候補選抜試験の後であり、レイン・エイムズとの和解前です。

それでは本編どぞ

イーストン魔法学校の外周にある道の整った雑木林を早足で駆け抜けていく少年が1人。特に焦っているわけでもないが、友人を待たせてしまっているので急がなければいけない。

フィン

(カルパッチョと話しすぎたなぁ……でも、)

少しその場で立ち止まり、何も無い地面を見つめる。

試験の時とは違う彼の雰囲気。殺意に満ち溢れていたのが嘘みたいだった。こんな単純なことで彼への恐怖の感情が完全に消えたというわけでもないが…

フィン

(少しは仲良くできる…かも?)

そんな事を思いながら、また歩き始めた。

マーチェット通り

フィン

皆!お待たせ

マッシュ

フィンくん

レモン

大丈夫でしたか?もしかして急用が入ったとか…

フィン

ちょっとね…

ランス

…大丈夫か?少し顔色が悪いようだが…

フィン

急いできたからね…でももう大丈夫だよ!

ドット

まぁ、少し休憩してから遊ぼうぜ

ドット

フィンも疲れたろ

フィン

え!そんな、いいよ…皆のこと待たせてたし…

ドット

気にすんな!疲れてる時に遊んでも体に負担だろ?

フィン

ドットくん…

フィン

じゃあそうしようかな…本当にごめんね

皆揃って「気にしないで」と行ってくれた。やっぱり皆優しいな…。

フィン

(…この“幸せ”も、いつまで続くのかな…)

“幸せ”は、長くは続かない。

この“幸せ”を積み上げれば積み上げるほど、崩れた時の絶望感は計り知れないものである。

それを僕は、何度も味わっている。

だから、もう2度と積み上げられないように全部壊した。

土台も、何もかも。

壊したはず、なのに

無意識のうちに僕は、懲りずに積み上げていた。

この“幸せ”がなくなるのは、途轍もなく怖い。だから、

フィン

…もっと、強くならなくちゃ…((ボソッ

ドット

?どうした?フィン

フィン

ううん!なんでもないよ!

レモン

そろそろ行きますか?

フィン

そうだね、お昼時だし、早く行かないと満席になっちゃう

マッシュ

そうですな

フィン

皆行きたいとこある?僕はどこでも良いよ

マッシュ

シュークリー

ランス

それは昼飯とは言わない

マッシュ

うす…

マッシュはランスの言葉にあからさまにしょんぼりする。

ドット

最近出来たカフェとかはどうだ?

ドット

そこのハーブティー美味いらしいぜ

レモン

それは良いですね!

フィン

じゃあ行こっか

マッシュ

うん

カフェテリア

カランカラン…

フィン

わぁ…!

見たこともないキラキラとした装飾品が散りばめられており、天井のランプも凝っている。お昼前だと言うのに、人が集まっていた。

皆同じ考えだったのかな、と内心思いながら席を探す。

キョロキョロと探し回り、なんとか席を確保した。

フィン

座れてよかった…

ドット

だな、注文はどうする?

ランス

俺とマッシュで行こう。人が多すぎると邪魔になるからな

ランス

何を注文したいか決めといてくれ

フィン

ありがとうランスくん

レモン

えっ…このパンケーキ美味しそうですね…

ドット

ハーブティーも美味そうだが…この紅茶も気になる…!

フィン

僕はサンドイッチにしようかな…

マッシュ

シュークリームはないんだね…

ランス

あるわけないだろう…皆決めたか?

フィン

僕はサンドイッチとオレンジジュースで

レモン

私はパンケーキとキャラメルマキアートお願いします!

ドット

俺もサンドイッチにしようかな…それとハーブティーだな

ランス

分かった。注文してくる

ランス

行くぞマッシュ

マッシュ

うす

トコトコ…

フィン

…なんでマッシュくん連れてったんだろ…

ドット

荷物持ちだろ

フィン

あ、あはは…

レモン

マッシュくんは力持ちですからね〜

フィン

楽しみだなぁ…全部美味しそうだった

レモン

分かります!全部食べてみたいですね!

ドット

いっぱい食べるレモンちゃんもちゅきでーす

レモン

流石に一度に全部は無理ですよ〜!

ふふっ、と笑みをこぼすレモンにドットはまた笑顔になる。そのやりとりを見ているフィンも、思わず笑顔になる。

ずっとこのまま、皆と笑っていられたら良いな。そう思いながらこの幸せを噛み締めた。

今回はここまで!

幸せ空間…好きです…

次回 ♡→100

それではさようなら ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤও⸜(*ˊᵕˋ*)⸝

言葉よりも花束を。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,084

コメント

3

ユーザー
ユーザー
ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚