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1月4日、木曜日
すうあ達が温泉へ女子会旅行を楽しんでいる頃
幼稚園には、彼女らの子供達と旦那達が続々と集まってきていた
Ep.35 男子会水を添えて
四宮 祐希
四宮 祐希
玄関から入ってきた絋を、祐希が満面の笑みで指差す
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
四宮 祐希
松澤 絋
四宮 祐希
2人はブンブンと手を振り合う
松澤 彰杜
絋の背後からは父親である彰杜が入ってくる
四宮 抱羅來
ガラガラ、と教室の扉を開けると、そこには先客がいた
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
悠穂と、その子供の秘咲、ゆうだ
吹雨希 ゆう
ゆうは車を前後に転がして遊んでいた
対照的に秘咲は、机に向かい、静かに宿題をしている
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
吹雨希 悠穂
松澤 彰杜
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
悠穂が声をかけると、抱羅來と彰杜は少し考えて言う
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
松澤 彰杜
松澤 彰杜
吹雨希 悠穂
悠穂は給湯室へと向かい、抱羅來と彰杜は子供達に荷物を仕舞うよう指示する
四宮 抱羅來
四宮 祐希
四宮 桜
松澤 彰杜
松澤 絋
松澤 友紀
ガラガラ
再び扉が開くと、赤ちゃんを抱えた男性が入ってくる
祥氷 蒼
松澤 彰杜
松澤 彰杜
四宮 抱羅來
祥氷 蒼
蒼は部屋を見渡した
松澤 彰杜
祥氷 蒼
3人が話していると、悠穂が教室に戻ってくる
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
祥氷 蒼
悠穂は大人達を机まで誘導し、席に着かせると、作ったばかりの飲み物を置いていく
四宮 抱羅來
松澤 彰杜
祥氷 蒼
4人が各々飲み物を飲んでいると、再び扉が開く
ガラガラ
目慈悲 律
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
目慈悲 律
息を切らしながら入ってきた律と、その娘の柑夏に、悠穂が近付く
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
目慈悲 律
吹雨希 悠穂
悠穂が給湯室へ向かうと、蒼が柑夏に近付く
祥氷 蒼
目慈悲 柑夏
柑夏は荷物をロッカーへ仕舞うと、既に遊んでいた子供達の元へ向かう
子供達は集まって積み木で遊んでいる
床いっぱいに広げられている積み木は様々な形を作っていく
四宮 祐希
松澤 絋
吹雨希 ゆう
カチャカチャと木のぶつかる音が響く
教室に男の子達の賑やかな笑い声が満ちていく
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
四宮 桜
松澤 友紀
女の子達はお絵描きをして楽しんでいた
一方、1人だけ小学生の秘咲は変わらず宿題を進めていた
吹雨希 秘咲
そして1時間ほどが経過して
1人がぽつりとつぶやく
吹雨希 ゆう
そんな声を聞き、同様に積み木で遊んでいた2人も飽きを感じる
四宮 祐希
松澤 絋
松澤 彰杜
松澤 彰杜
彰杜が子供達に問うと、子供達は少し考えて口を揃えて言う
四宮 祐希
松澤 絋
吹雨希 ゆう
松澤 彰杜
松澤 彰杜
松澤 彰杜
彰杜は呆れつつ、子供達の怪我を心配してか顔が引つる
そこで、悠穂が手をパンっと叩きながら言う
吹雨希 悠穂
吹雨希 悠穂
そこに蒼も便乗する
祥氷 蒼
大人達のその会話を聞いて、子供達は目を輝かせる
四宮 祐希
松澤 絋
松澤 絋
吹雨希 ゆう
子供達は雨月広場に行きたいと口々に叫びだす
四宮 抱羅來
抱羅來は絵を描いている3人に声をかける
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
四宮 桜
松澤 友紀
吹雨希 悠穂
吹雨希 秘咲
吹雨希 秘咲
吹雨希 悠穂
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
四宮 祐希
松澤 絋
大人も子供も、厚く着込んで雨月広場へと出発する
吹雨希 悠穂
悠穂はバスの運転席から案内する
松澤 彰杜
松澤 彰杜
吹雨希 悠穂
四宮 抱羅來
祥氷 蒼
吹雨希 悠穂
松澤 彰杜
松澤 彰杜
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
祥氷 蒼
祥氷 蒼
4人が話しているうちに、子供達はバスへ乗り込み、シートベルトを装着していく
吹雨希 ゆう
ゆうは運転席へ行こうとしており、律が引き止めていた
目慈悲 律
目慈悲 律
吹雨希 秘咲
吹雨希 ゆう
目慈悲 律
目慈悲 律
ちょっとしたトラブルもありつつ、雨月広場に到着する
広場には、まるで白い絨毯かのように雪が積もっている
踏みしめるたび、ギュッギュッと小気味いい音がしている
四宮 祐希
松澤 絋
建物や電柱などで邪魔されることのない広場の雪に興奮する子供達
その横では大人達がソリを準備している
悠穂、律、彰杜の3人は坂道を登り、大声で子供達を呼ぶ
松澤 彰杜
目慈悲 律
吹雨希 悠穂
松澤 絋
四宮 祐希
吹雨希 ゆう
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
ソリ滑りを目的に坂道を登っていく子供達の傍ら
四宮 桜
松澤 友紀
四宮 抱羅來
四宮 桜
松澤 友紀
松澤 彰杜
彰杜はソリに座っている祐希の後ろに座り、祐希が投げ出されないよう腕を回す
二人を乗せたソリは重みで勢いよく雪原を滑っていく
四宮 祐希
四宮 祐希
祐希の歓声と共に雪煙が舞い上がる
松澤 絋
見ていた子供達も歓声を上げた
吹雨希 悠穂
松澤 絋
吹雨希 ゆう
目慈悲 律
順番にソリを滑っていき、坂の下では桜や友紀が抱羅來達とのんびりソリを引いて遊んでいる
一通り雪遊びを楽しんだ後、親子たちは幼稚園へと戻る
松澤 彰杜
四宮 抱羅來
彰杜と抱羅來は、夕食の材料の買い出しを終え、幼稚園に戻ってくる
それを受け取った蒼と律は中身を確認する
祥氷 蒼
目慈悲 律
二人は調理場へと向かい、他の人たちは引き続き遊びを続ける
四宮 祐希
祐希は蒼達を指差しながら問う
四宮 抱羅來
四宮 抱羅來
松澤 絋
松澤 絋
松澤 彰杜
松澤 絋
待つこと数時間後
教室で遊んでいた子供達と親達のもとへ夕飯が届けられる
祥氷 蒼
祥氷 蒼
目慈悲 律
教室中にだしの匂いが香る
目慈悲 柑夏
目慈悲 柑夏
松澤 友紀
子供達も大人達も、おでんを食べ、体を温めて冬の1日を過ごすのだった
目慈悲 律
祥氷 蒼
次の日、各家庭での昼食がおでんだったことは……
また別の話である