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ぶりっ子だけど...

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ぶりっ子だけど...

1 - ぶりっ子だけど...

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2018年04月22日

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(学校)

心音

麗ちゃん🎶中庭いこ🎶

麗羽

ごめん。提出物、無くしちゃって。

心音

えー💕おっちょこちょいだねー💕

麗羽

行ってきていいよ。お弁当まだでしょ?

心音

でも心音、麗ちゃんと食べたいもん🎶

麗羽

心音、食べてこないと時間なくなるよ。
こんな所で食べても美味しくないでしょ。

心音

麗ちゃんがいるからいい💕

麗羽

はぁ。1度決めたら変えないんだから。(嬉しいけどね...)

梨花

ねーねー!麗羽ちゃーん!ちょっとだけ来てー!

麗羽

わかった。ちょっとまってて、心音。

心音

はーい🎶

麗羽

どうしたの?

梨花

心音ってぶりっ子だよね~😏

麗羽

え...?

日菜

だからさぁー私たち3人でいじめない?ww

麗羽

ごめん。そんなこと出来ない。

梨花

は?なんで?いつも一緒にいてうんざりするでしょ?
ワガママでしょ?嫌でしょ?疲れてるんでしょ?

麗羽

確かに心音はぶりっ子だよ。でもうんざりもしないし、
嫌じゃないし疲れもしない。たった一人の幼馴染みだから。

梨花

は?ウザ。なにお前?

麗羽

え。。

日菜

マジでなんなのー?仲良しごっこでもしてるのー?www

梨花

あんな奴がお前なんかと仲良くしたいと思わねーよwww

麗羽

え......

日菜

まぁ自分の中で仲良しごっこしとけばー?www

梨花

じゃあねーwww

麗羽

そんな...

心音

麗ちゃ~ん💕遅いからきちゃったよ~💕

麗羽

やめて。来ないで。

心音

え?何言ってるのー?💕

麗羽

来ないでって言ってるの!

心音

麗...ちゃん...?

麗羽

私を騙して何が楽しいの?

心音

え?麗ちゃん?何言ってるの!騙してなんかないよ!

麗羽

嘘でしょ!私なんか人に好かれないの!それを利用してたんでしょ!?

心音

麗ちゃん...?

麗羽

なんでよ!なんで私なの!?今までの出来事は全部、嘘だったの?!

心音

そんなことするわけないじゃん!

麗羽

また騙すの?!ホントの事言ってよ!!

心音

麗ちゃん!なんで信じてくれないの!?そっちこそ私のこと
信じてくれてなかったの?!

麗羽

信じてたよ!信じてたから悔しいの!!泣

心音

じゃあ何で...!何で私を信じてくれないの!!

麗羽

っ・・・?!(こ、心音が...ぶりっ子じゃな、い...?)

心音

麗ちゃんは今まで私のこと信じてなかったの!?

心音

信じてたのは私だけだったの?!結局!
騙してたのは麗ちゃんでしょ!?!?泣

麗羽

心音...

心音

麗ちゃんは人の言うことを信じすぎてるよ!!

麗羽

え??

心音

聞いてたの...私...嬉しかったよ...でも、麗ちゃんは...泣

麗羽

ま、まって!!

行ってしまった。

(家)

麗羽

ただいま。

お母さん(麗羽の)

おかえり(*^^*)

麗羽

今日はご飯いらない。

お母さん(麗羽の)

どうしたの?なんかあった?(´・-・`)

麗羽

ちょっとね、心音と。

お母さん(麗羽の)

何があったの?

・・・

お母さん(麗羽の)

そうだったの...

麗羽

うん。

お母さん(麗羽の)

麗羽はどう思うの?こーちゃんのこと。

麗羽

心音はそんなことしないよ。

麗羽

私も信じてたよ、心音のこと。

お母さん(麗羽の)

こーちゃんはそんなことしない。
これは麗羽がよく知ってるでしょ。

麗羽

うん。

お母さん(麗羽の)

麗羽。何でも信じればいいってわけじゃないのよ。
少し冷静になってよく考えるの。それは本当かどうか。

麗羽

考える...?

お母さん(麗羽の)

そうよ。今日のあなたは冷静になれなかったのよ。
ショックが強かったのよ、きっと。

麗羽

うん。

お母さん(麗羽の)

でもそのショックは勝手に作り出されたものなのよ。
本当の事じゃない。何故かはわかるでしょ?

麗羽

心音はそんなことしないから。

お母さん(麗羽の)

そう。明日謝りなさい。ちゃんと話すのよ。

麗羽

わかった。

(学校)

心音

麗ちゃん...ちょっといいかな...

麗羽

わたしも。

中庭

心音

麗ちゃん、昨日はごめんね...

麗羽

私が悪かったの。ほんとにごめん。

麗羽

ホントはあんなことが言いたいんじゃなかったの。でも...

心音

ショック...が強かったの?

麗羽

そう。

心音

嬉しいな、なんか(*^^*)

麗羽

なんで?

心音

いつもそんなことないと思ってたから!

麗羽

そうなの?

心音

そうだよ!

麗羽

なんかごめん。

心音

それがいいんじゃん!

麗羽

そーなんだ。

気づいたら私たちはいつも通り話していた。 でもひとつ変わっていた。 それは心音がぶりっ子じゃない ということ。

ぶりっ子でもそうじゃなくてもいい。 心音は心音だから。

私たちの友情は一生切れない。 そう誓える日だった。

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