二番目
はぁ、、さっさと五番目のところにでもいってちょうだい。
六番目
五番目って?
二番目
はぁ?あんたの双子の兄でしょ?
二番目
アホが一番目
二番目
私が二番目
二番目
妹が三番目
二番目
あんたの双子の兄が五番目
二番目
あんたが六番目
二番目
あの子が七番目
二番目
まったく人からもらった脳ちゃんと活用しなさいよね。
六番目
そこまで嫌がられると心外だなぁ
六番目
七番目はお兄ちゃんのところにいく?
七番目
いかない。
六番目
わかった!
ママの声
一番目の子を孕んだときは実感がなかった。
ママの声
わりとすんなり出てきたそれを、鉄パイプで殴り続けた。
ママの声
ぐちゃぐちゃになるまで何度も何度も。
六番目
……
ママの声
二番目の子は出てきた瞬間ハサミで切り刻んだ。
バイバイ二度と私のところにこないでね。
六番目
お兄ちゃん!
五番目
おーママの声は聞けたか?
六番目
うん!あとね、
六番目
一番目のお兄ちゃんと二番目のお姉ちゃんにあったよ!
五番目
そうなのか?
六番目
うん!
六番目
一番目のお兄ちゃんと二番目のお姉ちゃんと
六番目
三番目のお姉ちゃんと
六番目
五番目がお兄ちゃんで
六番目
六番目が僕で
六番目
七番目があの子だって!
五番目
それだとおかしくねぇか?四番目が空いてる
五番目
聞き間違えたんじゃねぇか?
六番目
あれ?たしかにこういってたきがするけどなぁ、
六番目
もう一回聞いてくる!
ママの声
三番目の子は産まれるまえにおろしたから顔を見ることはなかった。
七番目
……
六番目
あっ!七番目!
七番目
あ、お兄ちゃん
六番目
ねぇ七番目って四番目のことしってる?
七番目
……知らない。
六番目
そっかー、どんな子なんだろ。