雫華
1話
雫華
誤ち
いつからだろう
こんなに
星に願うように
夜空を見上げるようになったのは
雫華
ほんとうに綺麗……
雫華
このまま時が進まなければ…
雫華
どれだけ幸せになれるのだろう…
毎日空を見上げて
叶わないことを願う
雫華
(大切な人なんて居ないこの世界に…)
雫華
(価値なんてあるのかな…、)
くだらない考え事をして
雫華
はぁ……
意味の無いため息をつく
雫華
くだらない……(ポソ
いつものように
セリフを吐き捨てて
雫華
部屋に戻ろう…
誰もいない部屋へ帰る
雫華
疲れたな…
雫華
連絡きてる、
雫華
行きたくないな…(ポソ
雫華
仕方ないよね…笑
??
明日学校来る?
雫華
明日は行こうと思う!!
??
わかった!!
??
迎えに行くね🎶
雫華
ありがとう〜
??
おやすみ〜
雫華
おやすみ!
文字では明るく振る舞う
雫華
学校か……
雫華
嫌だけど早めに寝よう…
何事も無かったように眠りにつく
雫華
スー
明日おこる
自分にとって不利になることが
起こることを知らずに
雫華
次回
雫華
新たなる人