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コメント
4件
え、前の話に出てきた語り手さんは少女じゃなかった……!? 少女のセリフって一つ一つに何かしら意味があるんだろうけど、時折頭の中が『???』ってなる言葉を発する時もあるんだよな……💦 今回はどーゆー意味なんだろ……?
「果たして、録画は本当にここで終わっていたのだろうか?」
どうにか出来ている
だけど、慣れるまでが辛い
時折、ボロが出そうになる
気をつけないと
金髪のツインテールの少女はいつの間にかそこに居た
「あれ、見たの?面白いでしょ?」
少女は笑う。まるで他人事の様に
「あっ…。そっか。君達は夜を知らないのか」
よいしょといい椅子から降りる少女
「まぁ、いずれ分かるよ。夜がなんなのか」
小さく笑った。笑う度にツインテールが少し揺れる。
「いずれしっかり全部分かるから。大丈夫だよ」
金髪のツインテールの少女は話すだけ話して椅子に座る。よく見るとワンピースを1枚しか着ていないようだ。
「この格好、可愛いでしょ?」
自慢げに話す少女。
「ここで会えたのも何かの縁。特別なことを教えてあげる」
どこからか風が吹いてきた。ツインテールが緩く揺れる。
「世界の心理を覗き込めたそこの君、おめでとう」
少女の話は続く。
「見れなかった君は…まぁ…ドンマイ」
少し苦笑い。
「見れた君達にだけ分かる特別なヒントをあげよう」
またしても椅子から立ち上がる少女。
「きっと読めた人はほとんど居ないと思うけど…」
なんて小言を呟きながら。
「世界が言いたい"転生"は君の隣で笑っているかもね」
ツインテールを揺らしながら、笑いながら、静かに予言を告げるように少女は言葉を発した。
「またね、観測者の皆様」
…録画はここで終わっている