桃
ふぃ ~ 、…
歩き慣れないこの道を ただ1人歩く
青の家に忘れ物をしてきた為 それを取りに行くところだった
桃
あと 、ちょっと …
桃
あそこら辺だった気が …
桃
─ っ !?
キキーッ
ドンッ
グチャッ ……
気づくと俺は 知らない場所に立っていた
桃
っえ 、此処 、は … ?
俺は記憶が曖昧だった
確か 、 車に撥ねられて _ …
桃
あ 、そうだ …
しかし不思議と 痛みは感じなかった
??
ふふ 、お気づきの様ですね 、
桃さん
桃さん
目の前には 高校生くらいの 少女が立っていた
桃
あな 、たは … ?
??
あなたの魂を
導く者です
導く者です
桃
俺は 、死んだ 、のか … ?
??
はい 、その予定でした
??
おっと 、自己紹介が遅れました
??
私 、花葉田と申します
花葉田
貴方の担当でございます
桃
あ 、はい …
花葉田
恐らく
状況整理が出来ていないのでしょう
状況整理が出来ていないのでしょう
桃
そうです 、けど …
花葉田
まぁ大半の方はそうですから
此奴は経験豊富なのだろう
花葉田
貴方は○○年✕月✕日に
この世に生まれ 、……
この世に生まれ 、……
彼女 - 花葉田 は 、 俺の生涯を 間違えることなく読み上げた
俺の確認上だと ひとつも間違っていない。
死神だと 信じた 、瞬間なのかも しれない
花葉田
どうでしょう ?
桃
間違って 、ないです …
花葉田
それは良かったです
花葉田はニコッと笑う
花葉田
貴方 、桃さんは
9月12日に車に撥ねられた
9月12日に車に撥ねられた
花葉田
そしてそのまま即死
桃
あ 、…
やはり俺は死んだのか
そう思うと涙が出てきた
花葉田
の筈でした
桃
…… え … ?
涙が止まる
『 筈だった 』 … ?
花葉田
まだ貴方は生きています
花葉田
今意識と体が離れている状態です
桃
はぁ 、……
花葉田と言うやつは 俺に何を言っているのだろうか
花葉田
2週間後に 、
貴方の生死が決まります
貴方の生死が決まります
桃
、、……
花葉田
それ迄私と御一緒ですが
花葉田
大丈夫でしょうか ?
桃
はい 、大丈夫です 、…
花葉田
では 、早速仕事が入っているので
行きましょう
行きましょう
桃
っえ 、は 、はい …
次回 連載すたーと!!
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コメント
4件
9月12日が私の誕生日でびっくりした!!
めちゃくちゃ気になる!