翔
やべー💦
翔
バスに乗り遅れる!!
ギリギリバスに乗った
翔
ふぅー、なんとか乗れた
ちょうど真ん中の席が空いていた
翔
ラッキー!
翔
ちょうど空いてた!
しばらくして、バスは信号に止まった
バスは止まると、バスのドアが空いた
翔
え?
翔
なんでバス停でもないのにドアが空いたんだ?
そして、空いたドアから髪が長い女の人がバスに乗ってきた
翔
人が乗ってきた!?
翔
なんでだよ
だが、バスの運転手も周りのお客さんも何も反応はなかった
翔
おかしいな
翔
なんで、みんな何も思わないんだろ
翔
!?
翔は、驚いた
何故かというと、その乗ってきた女の人は1人1人バスに乗っているお客さんの顔を覗き込んでいる
例えば、本を読んでいる人がいるとすると顔と本の間に顔を入れ1人1人の顔を確認してる
翔
なんだよ
翔
気持ち悪いな
翔
しかもなんで覗かれた人は何もびっくりもしないんだよ
翔
もしかして、見えてるの俺だけ?
翔
そんなバカなw
翔
でも本当に周りの人には見えてないみたいだ
翔
じゃ幽霊だとでも言うのか?
女の人はだんだんと自分に迫ってくる
翔
やばい
翔
とにかく目をつぶって寝たふりをしよ
翔は、この世の人ではないと確信し寝たふりをした
そして、目をつぶっていたが目の前に影が現れて自分の顔の前にいることがわかった
翔
(ドク、ドク、ドク)
翔
ここで目を開けたら絶対にやばい
翔
絶対に目を開けないようにしよ
だか、その影がなくなる気配が全くない
翔
早くいなくなれよ
翔
まだかよ
翔
(ドク、ドク、ドク)
何分かたった頃だろうか影が消えた
翔
やっと消えた
翔
怖いと思っていたせいか長く感じたな
翔
でもまだ目は開けないでおこう
翔
まだ自分の後ろにも乗っている人はいた
翔
きっと後ろの人の顔も覗き込んでいるだろう
翔
バスが着くまで目を閉じてよう
そうして、翔はバスが目的地に着くまで目をつぶり続けた
そうして数分がたった頃目的地に着いた
翔
そろそろだな
恐る恐る目を開けると、女の人は前の方に立っていた
翔
うわ、まだいる
翔
え?まじかよ
翔
最悪だ
バスを降りるのにその女の人の横を通らなければならなかった
翔
どうしよう
翔
でも、しょうがない
翔
気にしないで通ろう
翔は、席から立ち上がりドアの方へ歩いていった
そして、女の人の横を通ろうとした瞬間
翔
うわ
急に女の人が動いてつい避けてしまった
そしてドアの前まできたあたりで翔は気づいた
翔
今のは、避けてはいけないやつだ
そうして、後ろを振り返ると…
女の人は翔に指をさしながら
髪の長い女
私のこと見えてただろ
プシュー
ドアが閉まりバスはその女の人を乗せながらはしっていった
翔
あの女の人は、一体なんだったんだろう…
翔
しかも、バスの中で気づかれていたら俺は…
今もその女の人の招待はわからない