お母さん
沙彩
お母さん
沙彩
お母さん
沙彩
私はこれから、東京へ上京しに行く。
私の住んでいた場所は田舎の中の田舎って感じの場所だ。
東京に行く前に家の周りを見て回ろうと思ったけど、そんな時間は無く見ることができなかった。
私は今、新幹線の中
キャリーバックを上の荷物置きに置き、一息つこうと外の風景を見た。
私は見えた山を見ながら、こう思った
13年前
沙彩
悠
舞衣
悠
舞衣
よく、幼馴染の舞衣と悠くんと鬼ごっこやかくれんぼをして遊んだな
舞衣
悠
沙彩
舞衣
夏の日
お母さん
お母さん
沙彩
お母さん
沙彩
お母さん
沙彩
沙彩
お母さん
バダッ!
沙彩
沙彩
悠
舞衣
沙彩
沙彩
舞衣
沙彩
悠
沙彩
沙彩
悠
沙彩
沙彩
お母さん
お母さん
お母さん
沙彩
舞衣ちゃんや悠くんが教えてくれたおかげで、私はちゃんとお母さんに謝ることができた。
そして、毎日のように、ダルマさんが転んだ、鬼ごっこ、かくれんぼやおままごと…
たくさんたくさん、幼稚園が終わってから、毎日のように遊んだ。
そして、毎日のように遊んだ場所、それは、
私にとって思い出だらけの、家の前にある小さな公園だった