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ジーパンバナナ
金野優輝
白川蓮
上代奏太
上代奏太
俺はまだ半分も食べ終わっていないケーキを残し、
玄関まで一直線に走った。
行き先は決まっていた。
俺の大切な、大切な「人魚」のいる場所。
病院だ。
「切断しないことを選びました」
その言葉が、ズシンと音を立てて、
俺の脳に重くのしかかる。
俺は彼のこと、れいのことを、
何日も忘れていたことに先程気がついた。
金野優輝
れい
れい
しばらくぶりに会うれいは痩せていて、
言葉も途切れ途切れだった。
れいの母親
れいの母親
れいの母親
母親はれいに聞こえないよう、声を限りなく小さくした。
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れいの母親
れいの母親
金野優輝
俺はなんと言ったらいいか分からなかった。
れいの母親
れいの母親
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れいの母親
れいの母親
れい
俺が答えに迷っていると、れいが俺と母親を見上げた。
その目に濁りはなく、好奇心に満ちていた。
金野優輝
れい
れい
れいはゆっくりと、窓の外に視線を移した。
葉のすっかり落ちた木々が、冷たい風にさらされている。
寒い事には確かだが、空には雲ひとつなく雪の降る気配は無かった。
れいの母親
れい
金野優輝
れい
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れい
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
俺は地図を思い浮かべた。
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れい
れい
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
金野優輝
れいの母親
れい
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れい
れい
金野優輝
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れいの母親
金野優輝
金野優輝
白川蓮
城崎夏帆
白川蓮
三浦玲奈
白川蓮
一ノ瀬ひまり
白川蓮
金野優輝
白川蓮
金野優輝
金野優輝
白川蓮
上代奏太
金野優輝
金野優輝
白川蓮
白川蓮
金野優輝
上代奏太
金野優輝
上代奏太
金野優輝
俺は口をあんぐりと開けた二人を置いて授業の準備をした。
十二月二十三日
街で一番大きなクリスマスツリーの下で、俺は周囲をきょろきょろと見回していた。
れい
れいの母親
そこには車椅子に乗った少年と、それを押す母親が立っていた。
金野優輝
れいの母親
れいの母親
れいの母親
金野優輝
金野優輝
れい
れいの母親
母親はハート型の枠に巻き付けられたイルミネーションを指さした。
れいの母親
れいの母親
れいの母親
金野優輝
俺はかすかにカップルという言葉が引っかかった。
金野優輝
れいの母親
金野優輝
俺は母親からスマホを借り、れいとイルミネーションの後ろに並んでいるのを確認してシャッターを押した。
れいの母親
俺は母親にスマホを返し、れいと一緒にハート型の後ろに並んだ。
金野優輝
れい
れいの返事は、どことなく語尾が萎んでいた。
金野優輝
シャッターの音が響いた。
俺は、何かが終わってしまうような気がして、
しばらくその場を離れられなかった。
れい
金野優輝
俺はゆっくりハート型から離れたが、れいは車椅子から立ち上がり、
海に向かって一直線に走り出した。
れいの母親
金野優輝