花
んぅ?!
優斗
あは、
優斗
簡単に外れた...
花
んっ、...!
優斗
なに?
優斗
感じてるの?
花
ん、...っ、
優斗
んー、
優斗
やっぱり邪魔。
そういって
今度はボタンを外し始める
プチ
プチ
プチ
プチ
プチ
お腹がひんやりする
全部、外された
優斗
...えろっ、
日向くんのその時の声は
どこか余裕がなさそうに聞こえた
優斗
あー、
優斗
我慢できない。
花
んー、!
優斗
...ふ
優斗
しょうがないなぁ、
優斗
目だけ外してあげる。
外される
花
ん!
隙を見て起き上がるけど
優斗
...っ、
優斗
だーめ...♡
手を掴まれて
そのまま押し倒される
花
ん!
馬乗りされる状態になり
足をバタバタして抵抗するけど
ビクともしない。
優斗
必死だね、
優斗
...可愛い。
すると日向くんは体制をかえる
私の足と足の間に
日向くんの足を入れられる
日向くんの膝の部分が
どんどん手前にきて
当たる感覚がする
花
んっ!
優斗
...ふ、
日向くんはニヤッと
意地悪な笑みを浮かべ、
膝を手前にゆっくり移動させていく
どんどん押されていく感じがして
花
ん、
体もどんどん熱くなる
花
...ふ、ぅ...
優斗
...?
優斗
花?
優斗
力急になくなったね。
優斗
もうへとへとかな。
花
...。
私は静かに頷いた
するとやっと解放してくれた日向くん
私が制服のボタンをしめてると
優斗
...ごめん、花
優斗
少し意地悪しすぎた。
花
...。
花
私
花
結構怒ってるんだからね?
優斗
...ごめん。
日向くんはしゅんとする。
まるで小さな子供みたいに。
花
(またそんな顔して...。)
優斗
許してくれる...?
花
っ、...
花
今回は特別だからね、?
優斗
...よかった。
優斗
でも、
優斗
案外花も楽しかったでしょ?
花
...。
花
日向くんのばかっ!!
パチーン
教室
男子A
おい優斗
男子A
どうしたんだよ、その頬
男子A
赤くなってるぞ?笑笑笑
優斗
うるさい
蒼弥
...ねえ、桜木さん
花
蒼弥くん...!
蒼弥
あの、
蒼弥
酒井先生がまた...
花
...。
花
(ほんと)
花
(酒井先生人使い荒いんだから!)
蒼弥
桜木さんはさ、
蒼弥
好きな人とかいるの?
花
...え
花
...
花
いるよ。
蒼弥
...
蒼弥
そう、なんだ...。
蒼弥
...桜木さん
蒼弥
僕と付き合ってくれませんか?
花
...え?
蒼弥
...。
花
......
花
っ、...
花
でも私...
蒼弥
好きな人がいても
蒼弥
...いいんです。
蒼弥
僕のこと、少しでも考えてほしい、
蒼弥
チャンスをください。
花
...蒼弥くん
蒼弥
すみません、
蒼弥
こんな、混乱すること言って。
花
...ううん、
蒼弥
...返事は
蒼弥
今すぐじゃなくてもいいので、
蒼弥
考えといてください。
花
......っ、、
#4に続く