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#あべさく
めかぶぷりん
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#ご本人様には関係ありません
楪羽*yuzuriha*
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コンシェルジュ
都内の閑静なエリアに佇む、完全予約制の高級ジュエリーブティック。 VIPルームのふかふかのソファに腰掛けた目黒は、目の前のトレイに並べられたいくつものきらめく指輪を、吸い込まれるような真剣な眼差しで見つめていた。
コンシェルジュ
丁寧なコンシェルジュの説明を耳にしながら、目黒は頭の中で、大好きな恋人の『左手の手のひら』を思い出していた。 いつもYouTubeでお揃いの時計を見せ合う、あの左手。 カメラの前で、カメラの後ろで、5年、そして6年目を迎える今日まで、ずっと自分の手と絡み合ってきた、愛おしい康二の手。 (康二の指は、細いけど男らしくて綺麗だから……あんまり派手なものより、シンプルで、ずっと身につけていられるやつがいいな) 目黒は、指輪の表面に職人の手で細かく美しいカッティングが施された、一つのリングを手に取った。 光の角度によって、まるで星屑のようにキラキラと、だけど上品に優しく輝く。
蓮
目黒の迷いのない声に、コンシェルジュが深く頭を下げる。
コンシェルジュ
目黒は用意された紙に、万年筆で迷わず、滑らかな文字を走らせた。 『 6th Anniv. R to K 』 世界中の誰も知らない。 だけど、生涯をかけて守り抜くと誓った、2人だけの6年目の約束が、銀色の小さな輪の中に刻まれた瞬間だった。
ラウール
数日後。 ハンガーにかけられた何着もの最高級の白いタキシードを前に、ラウールは目を輝かせながらメジャーを手に持っていた。 目黒から「康二にサプライズで結婚式を挙げたい。タキシードを選んでほしい」と相談された時、ラウールは自分のことのように喜び、大号泣したのだ。 そして次の瞬間には、「絶対に僕にプロデュースさせて!」と、最年少の頼もしいプロの顔に切り替わっていた。
ラウール
ラウールが誇らしげに掲げたのは、ほんの少しだけ柔らかいニュアンスのある、アイボリーに近い白のタキシードだった。
ラウール
ラウールは次々と、シャツの襟の形、カフスボタン、蝶ネクタイの色味まで、プロ並みの鋭い感性でコーディネートを決めていく。 その大きな手から伝わってくるのは、ファッションへの情熱、そして何より「大好きな2人に、世界一幸せになってほしい」という、不器用で温かいメンバー愛そのものだった。
蓮
目黒が心から感謝を込めて微笑むと、ラウールは照れくさそうに笑って、目黒の肩をポンと叩いた。
ラウール
鏡に映る2着の白いタキシード。メンバーの愛に支えられ、世界で一番静かで、世界で一番美しい式への準備が、一歩ずつ確実に進んでいた。
コメント
1件
あーもう、めちゃくちゃ良かった……! 指輪の刻印「6th Anniv. R to K」にグッときたわ。6年分の想いを銀の輪に込めるって、ロマンチックすぎるでしょ。ラウールがタキシード選びでプロの顔になるギャップも最高だし、「お兄ちゃんズ」発言で照れ隠しするところもSnow Man愛が溢れてて泣ける。2人の白が隣で引き立て合うって描写、想像しただけで尊すぎるよ……!