プレゼント~りん~

LOVE(4)

雪和とは、高校生の頃から友達だ

りんから話しかけたのが始まりだった

教室でも学校でもいつも

一人でいた。

雪和は2年生の初め頃、

転校してきたんだ。

みんな、最初は

あの子と喋りたい

ってソワソワしてた。

話しかけた人もいた

だけど親しくなる人はいなかった。

ある日、席替えをした。

前の席は嫌だった。

だって、りん頭悪いから

よく先生に怒られたり

この問題解け！とか言われるの。

憂鬱だった。

だけど、、、

いつものように

りんは先生にこの問題を解けと

言われた。

この先生はとことん1人の生徒を

いじめるので有名だった。

頭の悪いりんは、その標的にされた。

その授業の時だけは

みんな知らん顔。

誰もりんを助けてくれないの。

次は自分にされるんじゃないか、

って、みんなも必死だったのかな？

でも、雪和だけは違った。

せつなが、

ネチネチ先生に

説教してた。

ほんと笑えるよね

｢いい歳した大人が弱いものいじめしてるなんて恥ずかしくないのか？｣

だってさww

ネチネチ先生も

生徒にそんなこと言われるとは思ってなかったみたいで、

目を大きく開いて口も開いてたw

あれは面白かったなぁ~

せつなは、成績よかったから

先生は何も言えず

そのまま教室を出ていったよ

その後みんなから拍手されて

恥ずかしそうに笑ってた

りんに、小さい声で

｢あんな奴の言うことなんか気にしなくていいよ｣

って、言ってくれた。

その時から、

りんはせつなと友達になったんだ

🔓雪和

🔓LOVE(4)

うそよ。

せつなが死んだなんて…

そんなの嘘だよね？

🔓千春

千春が退室しました

ちはるん、、

せつな、

りん、せつながずっとこれからも

隣で笑ってくれると思ってた。

だけど、、

せつなはもう…

いないんだね。

りん、このままじゃだめだよね

りん、これからは

せつなの言う通り、仕事探して

親孝行する。

もう、子供じゃない。

22歳なんだもんね

ねぇ、せつな。

天国で、

りんのこと、見守っててね

りん、絶対せつなに

褒めてもらえるよう頑張る。

せつながいなくても

頑張るから。

せつな、大好きだよ。