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ななもりside
紫央
青猿
あっさりとした態度で返事をするころんに俺は叫ぶ。
紫央
青猿
そうへにゃりと笑う彼。
紫央
青猿
るぅとくんに気づかれないようにコソリと耳打ちするころん。
紫央
俺はただ彼を妬み、抜かそうと努力してきた。
その間に”ライバル”なんて言葉は思いつきもしなかった。
、、、るぅとくんは、天才だから。
足元にも及ばない俺がライバルとかなることも無いと思ってた。
紫央
何処かで願っていた。
こんな、、大きな差がある関係じゃなくて、、
蹴落としながらも協力して。
一緒に成長していきたいなって。
___その夢は、彼も一緒だった。
青猿
ころんは最後の一言だけ照れくさそうにそう言い、マイクを持ってるぅとくんの方を振り向いた。
青猿
一瞬好きと言いかけたが何とか踏みとどまったらしい彼は少し早口で続けた。
でも周り(特に同学年)は少しざわつく。
モブ
モブ
モブ
モブ
紫央
橙樹
桃谷
赤崎
一方俺らも俺らでそれぞれ呟いていた。←
青猿
前を向き直し、全員に向かって礼をするころん。
1泊置いて大勢からの拍手が降り注ぐ。
勿論俺も涙ぐみながら拍手をした。
《最後に、現生徒会長、黄神瑠斗さんの演説です》
黄神
___そして最後、るぅとくんの演説が始まった。