超変則BB 地雷原 ルール概要
使用するのは一宮と十日市が所有している絵本計5冊。
これらの絵本には、それぞれ4つ、3つ、2つ、1つ――と、異なる数のストーリーが仕掛けられている。
うち1冊にはまるでストーリーが仕掛けられておらず、その絵本を選んでしまったらドボン。無条件で負けとなる。
先攻と後攻に分かれ、自ら絵本を選択。結果、ドボンとストーリーを踏まなければ、規定のポイントが入る。リスクが高ければ高いほど、入る規定ポイントも多い。
5ポイント先取したほうの勝ち。
一度どちらかが選んだ絵本は選べない。
桃太郎、シンデレラ、金太郎、赤ずきん、ジャックと豆の木。
この中から十日市が選んだのは桃太郎で、ストーリーが2つ仕掛けられた絵本を十日市が切り抜け、バトンを一宮に渡してきた。
この中でまず真っ先に避けるべきは、そこまで仕掛けられるストーリーがない絵本だ。
すなわち、かつての八橋の北風と太陽のように、バリエーションに乏しい絵本は避けたほうがいい。
バリエーションが乏しいということは、それだけストーリーのセットも大変になる。
だから、バリエーションの乏しい絵本がドボンとなる可能性は高いと言えるだろう。
ドボンを引かないためには、それなりにバリエーションがあって、おそらくは相手がストーリーを仕掛けやすい絵本にするべき。
よって、まず一宮の選択肢の中から金太郎が消えた。
そもそも、金太郎はマイナーであり、ぱっと物語をイメージしにくい。
一応、所有者の頭の中には、ゲーム開始前に情報が入ってきているのであるが、やはり心理的な印象の薄い絵本は選択されにくいだろう。
もちろん、それを見越して、あえて金太郎にストーリーを仕掛けるというのも、充分にあり得るが。
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮、絵本を選択。
二ツ木が無表情ながら、ほんの少し間を置く。
その間の取り方が絶妙で、妙な緊張感が辺りに走る。
二ツ木
二ツ木
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
二ツ木
一宮
一宮
一宮
二ツ木
二ツ木
一宮
一宮
一宮
一宮
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