夢花
大丈夫?
恋々愛
うん、
私は恋々愛、
夏休みで夢花1家とBBQに行った
その時に髪に火が燃え移って
背中まであった髪は
肩まで短くなった…
恋々愛
(やっぱりあの予言は…)
最近miraiって言う人から
予言?みたいなメールが届いていた
前の日には
mirai
足に気をつけて
恋々愛
と言った日には
恋々愛
足を捻挫した、
mirai
手に気をつけて
恋々愛
と言われた日には
恋々愛
包丁で指を切ってしまった
私はイタズラメールだと思っていたけど
それが全部当たっているから
怖くなった
恋々愛
(まただ)
mirai
首に気をつけて
いつもは
手や足だったけど
首と言われると今までより
怖くなった
恋々愛
(首とか切られたらどうしよう:( ;´꒳`;):)
虹乃
ねぇねぇ
虹乃
放課後○○公園に来てくんない?
虹乃
相談に乗ってあげるよw
恋々愛
ありがと!
恋々愛
お待たせー
虹乃
早かったね
恋々愛
見てみて
私は今まであった事を全部話した
虹乃
ふーん
虹乃
次は首?
恋々愛
うん、でもまだ首はなんともない
虹乃
じゃあダメじゃん
恋々愛
え?
虹乃
今度も同じように予言を達成させなきゃ行けないんじゃないの?
恋々愛
え?
そう言って虹乃が手を伸ばして
私の首に当てた
恋々愛
ンッ
恋々愛
なに、する、の…
手の力はだんだん強くなって言った
その時…
ダダダダダ
夢花
何してんの!
恋々愛
夢花…
恋々愛
ゲホゲホ
夢花は、虹乃に飛びかかった
虹乃
何すんのよ!
2人は殴りあって
意識を失った
それから1週間後
虹乃は、学校に来なくなり
転校していった
転校は、この町では珍しくないが
でも、不思議に思う事があった
助けてくれた
夢花の姿が見つからなかった
普通なら
ロッカーや机はそのままになっているのに
夢花の机やロッカーが無くなっていた
まるでもともと存在しなかったように
帰りに先生に聞いてみた
恋々愛
先生、橘夢花ちゃんの事なんですけど
「え?」
「そんな人いないよ?」
そのまま1ヶ月がすぎた頃
夢花を見つけた
でもそれは夢花の姿ではなかった
本の貸出欄の所に居た
その時メッセージが来た
恋々愛
え、
貸出票の夢花の名前の横に
日付が描いてあり
これは50年以上前のものだった。
お母さんに言うと
「そういえばおばあちゃんの名前は、」
橘夢花
「だったわ」