D N.
……あと、一分
J F.
なぁ…、なんかあったらあれやし…、
手、繋いでおかん、?
手、繋いでおかん、?
K O.
確かに…、
みんな、手繋ごか
みんな、手繋ごか
俺は腕時計から視線を外さず、隣にいたはっすんと流星の手を優しく握った。
D N.
あと30秒、
K N.
潜って出るだけ、潜って鳥居から出るだけ…、!
謙杜が呟いていた。 隣の流星の震えも大きくなっている。
D N.
10
S M.
やばい…、怖くなってきた、
D N.
9
K T.
大丈夫、
ただの噂や、
ただの噂や、
そう恭平がみっちーに声をかけていた。 そう言う恭平の声も、かすかに震えていた
D N.
5
俺たちは手を握る力を強めた。
D N.
4
R O.
大ちゃん…ッ
流星が俺の腕に顔を擦り付けてきた。
D N.
3
D N.
2
D N.
1……、
俺たちは、鳥居の中へ一歩踏み出した。 そして、白色の鳥居を…… 潜った。
D N.
ッ…、
顔を上げた先は……、
S M.
え…、?
俺たちが今までいた神社と変わりなかった。 振り返ると、白色の鳥居。
J F.
なんや…都市伝説は嘘やったんか、
K T.
はぁ…良かった、
戻りましょ…、!
戻りましょ…、!
恭平たちが鳥居を潜ろうとしたとき、
K T.
え…、?
D N.
……どしたん、?
J F.
出れへん……、
D N.
…は、!?
俺も恭平たちの真似をして、鳥居を潜ろうとした。 けれど、
D N.
嘘…やろ、?
まるで透明の壁がそこにあるかのように、俺たちは…閉じ込められた。 その時、
R O.
ねぇ、大ちゃん!
あれ、ッ!!
あれ、ッ!!
流星が空を指差した。 見上げると、
D N.
え…、?
鳥居をくぐるまでは、暗かったはずなのに、 ここには分厚い雲が広がっていて……、 天気は存在しなかった、
K N.
大吾くん…、
僕たちまさか…、
僕たちまさか…、
K O.
ほんまに……、
D N.
……黄泉の国に…来たのかもしれへん、
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