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康太
透
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康太
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康太
康太
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康太
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透
康太
康太
透
透
康太
透
康太
康太
透
康太
透
康太
透
透
康太
康太
透
透
康太
数十分前
康太
康太
俺は妙な暑さを感じて目を覚ました
ぐるぐる巻きになった布団から抜け出すと
微かに気配を感じたんだ
康太
視線を向けると
この真夜中なのに窓が光ってる
そりゃここはある程度都会だし
ビルの明かりが反射してんのかと思ったんだよ
でもな
ビルの明かりにしてはちょっと光が強いんだ
それに光はぼんやりしててどっか薄気味悪くてよ
なんかこう
背筋をゾクゾクさせる感じだった
汗もかいてて喉が渇いてたけど
俺は我慢して布団の中にもぐり込んだんだよ
康太
しばらく我慢してたんだけどな
人間には我慢の限界ってもんがあるだろ?
だから俺は起き上がって怖々窓の様子を見たんだ
今思えば
康太
見なきゃ良かったよ
結露した窓に
康太
康太
ボサボサの長い髪の男が手をついて
こっちをのぞきこんでいたんだよ
透
透
康太
透
透
康太
透
康太
康太
康太
透
康太
翌朝
僕はトーストを食べながらテレビニュースを見ていた
透
透
ピロロン
携帯がなった
アナウンサー
アナウンサー
透
携帯もテレビのアナウンサーも、同じ速報を流している
深夜3時頃、自分と会話していたのはいったい
誰だったのだろうか───
キットクルヨ
頭の中に顔のわからない男が浮かんだ