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凄いね!特に表現力!! まってよ、私の帰り道大丈夫じゃないよ…!?((( ;゚Д゚)))
私はいつも駅からの帰り道を ランダムに決めて帰っている
駅から家まではほんの数百メートル。 路地は百数メートルに過ぎない。 大通りを左折して前へ三ブロック 右へニブロック。それだけ。
暗いがちゃんと街路灯もついている。 コースが不確定なのはその最後の 五ブロック分だった。
住宅地は碁盤目状というか 櫛形(くしがた)になっているから、 どこまで直進して どこを右に行っても
前へ三ブロック、右へ二ブロック さえ合っていればほぼ 等距離で自宅に辿り着く
だから、色々な帰り道で帰ったりして 少し冒険感があったりもした。
でも、どんなにランダムに歩こうが 「その家」の前は必ず通るのだった。 私の家のあるブロックの端にあるから
避けるには遠回りしなければならい。 外見は普通の家だった。でも、 一階の窓は昼でも夜も 雨戸が閉まっている。
そして二階。 二階の窓に気づいたのは 一ヶ月ほど前だった。 二階は電気がついていて カーテンが閉まっている
そしてそこには、 じっと突っ立っている人影があった
ある日のこと
私
私
そして、その家の前についてしまった
私
私
私
私
次の日
私
私
私
その日私は、あの家のことについて お母さんに言ってみた
私
お母さん
私
お母さん
私
お母さん
お母さん
お母さん
私
私
私はお母さんが勘違いしてるだけだ と思った。
私
私
お母さん
私
お母さん
私
次の日の帰り
私
私
私
すると、その影が
ゆら、と動いた。
私
私は思わず悲鳴をあげ、 走り出していた。
後ろからあれに見られているのが 分かった。そして、分かった あれは、
見 え て は い け な い も の
だと
私は必死で走り 家の前に着いた。
私
家には帰っても誰もいない
私は家の電気がついてることに 気がついた。
私
私は自宅を見上げた 二階の部屋の窓に明かりがついていた
レースのカーテンが閉まっていて、 窓際に人影があった。
その手がゆっくりと動いた。
ゆらり、と。
手招きをするように。
バナナ
バナナ
バナナ
バナナ