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雨が降っている。

リュウト

リュウト

何で突っ立ってるの?

キミが声をかけてくる。

ヒイロ

傘、忘れたから。

私は冷たく返す。

リュウト

傘……入る?

キミは優しく問いかける。

ヒイロ

うん。ありがとう。

私も優しく返す。

リュウト

じゃあ、こっち来て。

キミとの距離が近くなる。

ヒイロ

大丈夫?

私は濡れてない。

だけど、キミは濡れてるはず。

リュウト

ううん、大丈夫。

でも、我慢してる。

キミは背が大きい。

ヒイロ

背、大きいね。

リュウト

良く言われる。

キミは冷たく返す。

キミの背が大きいのなら、

私の背は小さいはず。

キミとは比べ物にならない。

リュウト

濡れてない?大丈夫?

キミこそ大丈夫なの?

ヒイロ

うん。大丈夫。

ヒイロ

ヒイロ

リュウトは?

リュウト

大丈夫。

嘘。

絶対濡れてる。

寒いはず。

ヒイロ

そろそろ家着くから大丈夫。

私は嘘をつく。

キミに早く傘に入ってもらいたいから

リュウト

そっか。分かった。

ヒイロ

じゃあね、ありがと。

私はキミと合図を交じわす。

冷たい。

早く、帰ろう。

キミは大丈夫?

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