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目を覚ますとそこは病院だった。 目の前には一松がいた。
一松
美優紀……
起きているようには見えない、美優紀がいた。
身体中が痛かった。
苦しかった。
医者
もう先は長くないかも
しれません
しれません
一松
そんな……嘘だろ？
美優紀
一…松…
美優紀!?
美優紀
今までありがとう…。
私…言って無かったけ
ど…
私…言って無かったけ
ど…
美優紀
いじめられてたんだ…
一松
お前がか…？
美優紀
うん…いつも勇気を貰
ってたのは私の方なん
だ…
ってたのは私の方なん
だ…
美優紀
ごほっ！
医者
もう駄目だっ！
…これで最後…
一松
そうか…
一松
俺は…お前が好きだっ
た…
た…
美優紀
……最後に言わせて…
一松
……なんだ…
美優紀
…メリークリスマス
一松
！？
そうか……もう少しでクリスマスなんだ…
病院の機械
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不在着信
医者
降臨しま…
一松
メリークリスマス
医者
！？
そうだ…美優紀はいつも俺の心にいる。
一松
大好きだ。美優紀
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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