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溢れる記憶力が蘇った。

私は君を見た。

何気なく過ごす、

大好きな友達の君。

信じられないほど普通に感じた。

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私達は

恋人だったんだ。

ワタシ_

ねえ

キミ_

なんだよ。

ワタシ_

ほんとに、未来には

ワタシ_

飛ぶ車ってあるのかな。

キミ_

さーな。

ワタシ_

動く絵とかあるのかな。

キミ_

動く…絵?

キミ_

あるわけねーだろ。

キミ_

今の俺達は黒と白で写し出す写真という絵で精一杯なのだぞ。

ワタシ_

そう、だよね。

ワタシ_

でも未来にはたくさんの無限が広がってるよ。

キミ_

はー?

キミ_

それよりお前、お手玉出来るよーになったか?

ワタシ_

難しいよ!

ワタシ_

キミがうますぎるだけなの!

キミ_

なはは~!

キミ_

俺、村1番だからな!

ワタシ_

無理だよ、もう。

キミ_

そー拗ねんなって

ワタシ_

拗ねてないっ!!!!!!

キミ_

わー!こわーい

ワタシ_

もうっ!

ワタシ_

ワタシ_

ねえ、結局さ

ワタシ_

父さんはどこにいったんだろう。

キミ_

キミ_

俺も、兄ちゃんはどこにいったんだろ。

ワタシ_

センジョウ、とかいう凄い所だよね。

キミ_

そうそう。

キミ_

このニホンのために頑張ってるんだよ。

ワタシ_

ワタシ_

いつ、帰ってくるのかな…?

キミ_

ワタシ_

怖いよ

キミ_

え?

ワタシ_

次から次へと、男の人が消えていくんだよ。

キミ_

ワタシ_

誰も帰って来てないんだよ?

ワタシ_

なんかね、爆発も起こったらしいのよ…。

キミ_

…きっと

キミ_

俺の兄ちゃんはその爆発の中にいたんだ。

ワタシ_

ワタシ_

え……?

キミ_

わかるんだよ。

キミ_

母さんも姉さんも泣いてるんだ。

キミ_

俺には理由は言ってない。

キミ_

でも、分かる。

キミ_

兄ちゃんは死んだ。

ワタシ_

ワタシ_

そ、んな………。

キミ_

父ちゃんだってそうだった。

キミ_

父ちゃんなんか俺のこと覚えてない。きっと。

キミ_

俺すらあやふやなんだ。

キミ_

「これからだ」とかみんな言うんだ。

キミ_

キミ_

これからもっと男の人がセンジョウに行くんだ。

ワタシ_

ワタシ_

父さん…も?

ワタシ_

キミ_

分からない。

キミ_

今も必死に頑張ってるのかもしれない。

ワタシ_

ワタシ_

う、う…ぇ……

キミ_

気持ちは分かるよ、

キミ_

泣かんといてや。

ワタシ_

怖いよ、怖いよ………

キミ_

大丈夫だよ。

キミ_

女はどこにもいかん。

ワタシ_

でも女も必死こいで働かないとダメなんだよ。

ワタシ_

それに

ワタシ_

ワタシ_

キミだって男の人になるんだよ。

キミ_

ワタシ_

キミもセンジョウに行くの?

ワタシ_

行かんといて行かんといて…!

ワタシ_

え……ぅ…あぅ…

キミ_

泣かんといて泣かんといて。

キミ_

俺だって行きたくないよ

それから年月も経つ。

もう15の私達は2人きりで遊ばなくなった。

私はいつも1人でお仕事をするだけだ。

キミを含む、男の子は学校で戦闘法を習っていると聞いた。

最近、久しぶりに君を見た。

キミはとてもたくましくなっていた。

腰に銃を構えて、まるで

まるで

まるで

…まるで

センジョウに行く父さんだった。

とても怖かった。

目も、合わなかった。

私は今日も水をくみに行く。

ワタシ_

よいしょ、よいしょ……。

ちょうどその頃、学校から男子が帰ってくる頃だった。

ワタシ_

私はキミを探した。

無駄なことだと分かってるけど。

もうキミとは喋らないのに

何故か探すんだ。

ドンッ

ワタシ_

わっ…!

キミを探すのに夢中で、

周りを見ていなかった。

ワタシ_

ご、ごめんな…

ワタシ_

キミ_

こちらこそ。

キミだった。

ワタシ_

あっ……

キミ_

それ、重いよね

キミ_

運ぶよ

ワタシ_

い、いいよ!

ワタシ_

キミだって疲れてるでしょ…。

キミ_

お前だって、朝から働いてんだろ?

キミは私のバケツを取り、歩いていく。

ワタシ_

とても嬉しかった。

運んでくれたのもそうだけど

キミと

また話せたことも。

ワタシ_

あ、ありがとう!!!

キミ_

…うん。

キミは笑った。

私は心がザワついた。

キュって締め付けられる音がした。

かっこいい…と思えた。

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キミの後ろをついていった。

それだけで幸せだった。

胸がきゅんきゅん痛む。

あぁ、好きなんだな。

思春期の私からしたら

この気持ちはすぐ分かった。

今、好きになったんじゃない。

キミを探してた時点で

大好きだったんだ。

もう家に着いた。

遠い家も

今日は短く感じた。

ワタシ_

あ、ありがとう!!!

キミ_

ここ、置いとくね

ワタシ_

おつかれさまです。

キミ_

お前もな。

ワタシ_

怪我とか、大丈夫なの

キミ_

うん

ワタシ_

そっか…

キミ_

お前

キミ_

女になったんやな。

ワタシ_

…え?

ドキドキする。

見つめ合う。

キミ_

めっちゃ女になった。

ワタシ_

キミ_

…好きや

ワタシ_

驚いた

その好きは、なんなの?

ワタシ_

…え?

キミ_

お前が好きや。

キミ_

ずっと、お前を探してた。

キミ_

行き道も帰り道も。

嬉しくて

嬉しくて涙が出そうになる。

現実を把握出来なくて

言葉も返せない。

「私も」が言えない。

落ち着きたい。

でも

キミがいると落ち着けない。

ワタシ_

あ…え……………

キミ_

でもな

キミ_

俺赤紙が来たんや

ワタシ_

赤紙

センジョウに行く義務が与えられる紙。

日本のために戦える紙。

父さんが貰った紙だ。

ワタシ_

え…嘘

キミ_

俺は戦場に行く。

ワタシ_

いか、

ワタシ_

行かんといて……

ワタシ_

行かんといて…行かんといて……

キミ_

泣かんといて。

キミ_

大丈夫。

キミ_

じゃないかもしれない。

キミ_

けど

キミ_

俺はお前が大好き。

キミ_

それだけは忘れんといて。

キミは優しく私の頬撫でた。

ワタシ_

嫌よ…ぃや、よ!!!

ワタシ_

嫌なんよ嫌なんよ!!!!!!

信じられない

胸が苦しい。

さっきとは違う苦しさ。

冷たい苦しさ。

黒い苦しさなんだ。

キミ_

俺だって嫌や。

キミ_

お前が好きやのに

キミ_

お前を見ることが出来ない。

ワタシ_

……ぅ…あ……

ワタシ_

私だって!!

ワタシ_

キミのこと、ずっと見てたんよ!!!!

ワタシ_

大好きなんよ!!!!!!!!!!

キミ_

キミ_

本当はお前を守りたかった。

ワタシ_

キミ_

ごめんな。

ワタシ_

いやぁっ…ぅ…え…

涙が出てくる。

ここで泣いたらダメ。

なのに

止まらない。

お願い止まって。

止まって下さい………!!!

キミ_

ごめんな…

そう言ってキミは私を抱きしめた。

ワタシ_

うあっ…!!

キミ_

ごめんな…。

抱き締める力が強くなる。

私は強く、

強く、抱きしめ返した。

そして、言った。

ワタシ_

なら

ワタシ_

戻ってきてよ

キミ_

キミ_

え?

ワタシ_

私を守るために

ワタシ_

センジョウで勝ち抜いて

ワタシ_

戻って…

ワタシ_

ワタシ_

来てよ!!!!!!

キミ_

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

キミ_

うん…。

キミと私は

唇を重ねた。

キミが亡くなったと聞いたのは

それから2年後だった。

勇敢に戦ったキミを

誇りに思う。

悲しいけれど

嬉しい。

あのキミの温かさや

キミといた時の暖かい苦しさも

キミと重ねた唇も

今も

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

忘れない。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

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ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

忘れたくない。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

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それから100年後。

見た目も、声も変わってしまった私の隣に

新しい君がいた。

君と私は

前世は恋人だったんだ。

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

そう思った瞬間

君はこっちを見た。

キミ_

おい、TELLERやろーぜ!

君は私にスマホを見せながら

にっこり笑った。

私は

前世を思い出して

君との関係を思い出して

頬が

赤くなった。

この作品はいかがでしたか?

1,427

コメント

24

ユーザー

えぇめっさ良い……

ユーザー

それでまーまーなら、私はゴミです ( '-' )

ユーザー

brownさん!全然ゴミじゃない!ありがとう!!見てみる!

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