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病名が不明な彼は。

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病名が不明な彼は。

1 - 病名が不明な彼は。

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2019年07月04日

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私には好きな人がいる。 その好きな人の名前は煌牙。

あなた

煌牙〜!

煌牙

ん?どした?

あなた

何でもない〜!呼んだだけ〜笑

煌牙

ふっ笑

あなた

笑うなよ笑

煌牙

お前がいけないんだろ〜笑

いつもこんな調子で 私を笑わせてくれる。 いつもこんなふうなのでみんなに言われる。 「お似合いだね。付き合っちゃえば?」と。 その度に私と煌牙は 「なにいってんだよ〜笑」 と流している。

どうせ煌牙は私の事なんて好きじゃない。だから告れない。

でも、さすがに片想いするのはもう辛い。 もう告ろうと思う。

あなた

ねー煌牙。

煌牙

何?ブフッ笑

あなた

な、なんだよ笑

煌牙

だってめっちゃ真面目な顔してるんだもん笑

あなた

真面目な話だもん!そりゃ真面目な顔になるよ!!笑

煌牙

あ、そーなの!
んで?話って?嘘コクですか〜?笑

あなた

嘘コクじゃないし!笑

煌牙

はいはい、そんな大事な話なら俺ん家くる?

あなた

うん!行く〜!

煌牙

じゃ放課後な

あなた

うん、一緒に帰ろ!

煌牙

おう

煌牙のおかげで緊張がほぐれた。 ほんとに煌牙好きだわ笑

そして放課後… 煌牙の家に着き……

煌牙

俺の部屋行こ

あなた

うん、!

どんどん心が揺れ動いていく。

煌牙

そこら辺にでも座っといて?飲み物持ってくる!

あなた

あ、ありがとう!

何回も来てるが、いつ来ても煌牙の匂い。煌牙の匂い好きなんだよなぁ… 青と白で統一されてて男って感じがする。

煌牙

お待たせ〜

あなた

いつもありがとう〜!

煌牙

いえいえ笑

煌牙

んで?どーしたー?

あなた

私たちってさ昔から一緒だったじゃん、

煌牙

お、おう?急にどうした笑

あなた

ずっと仲良くしてたじゃん、

煌牙

うん

あなた

私ね

煌牙

あ、俺も伝えたいことある。

煌牙

先に言っていい?

あなた

私から言わせて〜

煌牙

俺が言いたい!

あなた

私が先に言う!!

違う人から見ると微笑ましい言い合いが始まる。

あなた

私が言うの!!

煌牙

いや、俺が!

あなた

……!!

煌牙

……!!

2人

お前/煌牙が好き!

煌牙

え…?告白じゃなかったんじゃないの…?

あなた

そっちこそ…
好きな人違う人でしょ…?

煌牙

いや俺はお前が好き。

あなた

あれは嘘コクじゃん。
これは本当の告白だもん。

煌牙

そっか〜笑

あなた

両片想いだったのね笑

煌牙

いつから俺のこと好きだったん?笑

あなた

小学1年。

煌牙

え、俺も一緒笑

2人で笑いあった。

わたしと煌牙は付き合った。

友達

2人やっぱりお似合いだねぇ‪笑

友 達

うんうん!お似合い〜!

あなた

ちょ笑やめて!

煌牙

照れくさいからやめろ笑

私は幸せだった。ある日までは。

煌牙

なぁ…俺な。

あなた

どーしたんだい?煌牙。

煌牙

一昨日お腹が痛くなったんだ。
一時的の腹痛かなって思ったから放っといたんだけど、

煌牙

どうしても痛みが引かないから病院行ったんだ。

あなた

そうだったの?私に言ってくれれば家行ったのに。

煌牙

心配かけたくなかったんだ。

煌牙

医者に見てもらったら……

煌牙

原因不明の病気だった。

あなた

え…?

煌牙

見たことの無い病気なんだって。
珍しいんだって。

煌牙

だから良くなるかもしれないし悪化するかもしれない。

煌牙

死ぬかもしれない。
今日かもしれない。
明日かもしれない。

煌牙

笑い合うことも出来ないかもしれない。
お前の望む俺でいれないかもしれない。

煌牙

それが嫌なら別れてください。

あなた

ううん。嫌じゃない。
煌牙のこと大好きだもん。
別れるわけがない。

煌牙

そっか。

あなた

うん。

煌牙

ありがとう…!

煌牙は泣きながら私に言った。

煌牙

これからもよろしくお願いします。

あなた

はい!

それからは煌牙の体調を気遣いながら 過ごしていった。

しかし煌牙の体調は悪くなっていくばかり。 すっかり前より痩せてしまった。

煌牙

いつもありがとな…
未だにわかんないんだって(苦笑)

煌牙

もう俺持たないかもしれない。

あなた

そんなこと言わないの!
ずーっと一緒にいたでしょ!

あなた

自分を信じろ!!

煌牙

いつもお前と一緒にいると元気なれる。ほんとにありがと。

煌牙

お前と付き合えてよかった!

煌牙

ウッ…!

あなた

煌牙!?どうした!?

二人で話していると急に煌牙が苦しみ出した。 煌牙は意識を失った。

あなた

煌牙のお母さん呼ばないと!

あなた

煌牙のお母さん!!

煌牙のお母さん

どうしたの…?

あなた

急に苦しみ出して!!

煌牙のお母さん

煌牙!?!?き、救急車呼ばないと!!煌牙!?大丈夫??

あなた

は、早く呼ばないと!あーもう!!!

私の指は混乱しすぎて110を上手く押せなかった。

やっと打てた。 救急車に運ばれていく煌牙を見ることしか出来ない。 情けない。自分が情けない。 私は願うことしか出来ない。

あなた

助かりますように。

あなた

お願いします。助けてください。煌牙を。

あなた

原因がわかりますように。

すると煌牙のお母さんから電話がかかってきた。

煌牙のお母さん

あ、あのね…

あなた

どうしたんですか?
泣き声聞こえますよ…
ま、まさか…?

煌牙のお母さん

たぶんそのまさかだと思います…

あなた

な、亡くなったんですか、?

煌牙のお母さん

そうなのよ…

あなた

私は泣き崩れた。 煌牙の笑顔を思い出した。 煌牙の声を思い出した。 懐かしい思い出… それを共有する彼はいなくなってしまったのだ。

あなた

な、なんで?なんで煌牙なの?

あなた

なんでよぉ!!!!!!

私が煌牙の立場になりたかった。 きっと辛かったのだろう。 私には笑顔しか見せなかった。 私に気を使ってくれたのだと 今気づいた。

あなた

泣いてちゃダメだ。悲しいけど泣いたら煌牙が困る。悲しむ。

あなた

笑っていよう。

病名が不明な彼はなくなったが 私の心の中に永遠に残り続ける。

あなた

煌牙。大好きだよ。

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