ハーレム生活

魔法少女アイドルの鈴木くん～実は俺だけ男です～

ストレス社会が世界を滅ぼす。そんな噂が流布し、人々のストレスを緩和すべく立ち上がったのが魔法少女アイドルだ。彼女たちは魔法みたいなパフォーマンスとライヴで人々を魅了し、癒し続けている。
「魔法少女アイドルって、魔法で愛を育む存在だよね！」なんて世間様は言う。だけど鈴木くんは『ファンの愛(アイ)をドル(金)に変える』魔法を使う少女、それこそが彼女達の本質だと思う。
「キラちゃんってさ、もうキラッキラッしてて可愛いよなぁ！」と、クラスメイトは騒ぎ立てる。しかし鈴木くんは憂鬱だ。なにせ話題の白星（しらほし）きらが、実は自分の事だから。
　中学時代、大好きなアイドルに陰湿なイジメを受け、アイドルに憎悪を抱く鈴木くん。しかし高校生になった鈴木くんは、まさかの自分がアイドルになってしまう事態に陥る。
　同じ魔法少女アイドル達に、実は『男』だとバレないように四苦八苦したり、彼女たちと一緒にアイドル活動しては共に汗を流し、友情を深めていったり……必ず出現するアンチと凄惨な戦いを繰り広げたり、時には彼女たちに恋愛感情うんぬんを持たれてしまったり。とにかくアイドルのお仕事は大変だ。
　人類の神話と叡智が集約された『魔歴書《ヒストリカ》』と呼ばれる力を手にし、魔法少女として活動する鈴木くんの戦いが今、始まる。

失われた姫と消えた秘宝

カノーカ王国の繁栄を支える秘宝ルーペントが盗まれた！
その事実も知らず、隣国の姫との結婚式をあげた主人公は、突如ロボットに姫を拉致される。
愛する姫を取り戻すため、主人公は危険な冒険に身を投じる！
次々と襲いかかる謎の人物の部下たち、そして隠された陰謀…。
果たして主人公は姫を救い出し、ルーペントを取り戻すことができるのか？

※プリ小説、小説家になろう、ノベルアップ+、ノベルデイズにて連載中。
※20、21話は話の都合上主人公が出てきません

某にも春が来た件〜幼女から始まる某のハーレム生活〜

煩悩フルスイング！！！　～男女混合の甲子園を最強ハーレムで駆け上がれ～

「ふんっ！　あんたみたいなザコが決勝に残るなんてね！！」

　相手チームのキャプテンがこちらを睨みつける。
　彼女こそ、春の大会を制した『スターライト学園』のキャプテンであるハルカだ。

「今日こそはお前を倒す。信頼できる仲間たちと共にな」

　俺はそう言って、スコアボードに表示された名前を見た。
　そこにはこう書かれている。

先攻・桃色青春高校

1番左・セツナ
2番二・マ　キ
3番投・龍之介
4番一・ミ　オ
5番三・チハル
6番右・サ　ユ
7番遊・アイリ
8番捕・ユ　イ
9番中・ノゾミ

　俺以外は全員が女性だ。
　ここ数十年で、スポーツ医学も随分と発達した。
　男女の差は小さい。
　何より、俺たち野球にかける想いは誰にも負けないはずだ！！

「ふーん……、面白いじゃん」

　俺の言葉を聞いたハルカは不敵な笑みを浮かべる。
　確かに、彼女は強い。
　だが、だからといって諦めるほど、俺たちの高校野球生活は甘くはない。

「いくぞ！　みんな！！」

「「「おぉ～！」」」

　こうして、桃色青春高校の最後の試合が始まった。
　思い返してみると、このチームに入ってからいろんなことがあった。
　まず――

謎スキル【ンゴ】のせいで追放された件ｗｗｗ　～なお、実はメチャ便利な能力やった模様～

「ンゴ？　なんやこれ……」

ワイがレベル10になったときに手に入れたスキル、それは【ンゴ】。意味も効果も不明、ただ口調が崩れるだけのゴミスキルやった。

仲間のレオンは剣術スキルを獲得し、リリィは火魔法を使えるようになった。二人はどんどん強くなっていく。せやけどワイは……何もできへん。モンスターとの戦闘中も「下がっててくれ」「邪魔よ」と言われる始末。

そんでついに、レオンから言われたんや。「もう潮時だと思うんだ」ってな。
リリィも悲しげな顔でこう続ける。「私たち、もう進む道が違うの」

――こうして、ワイは無能冒険者としてパーティーを追放された。
でもな、まだ終わりやない。【ンゴ】にはきっと何か隠された力があるはずや。
……多分な？