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どこかに軟禁され、そして訳の分からないクイズ番組を観る。
番組はいわばクライマックスというところで、全員が解答を書き終えたところ。
テレビ
テレビ
MCのRYUSEIとかいう男の声が、狭い部屋の中に響き渡る。
武永
武永
神崎
テレビ
画面の中で、それぞれのパネラーの解答がオープンされる。
橘……無解答。
それ以外の全員が書いた名前は……橘だった。
テレビ
テレビ
そこで安っぽいジングルが入り、RYUSEIの表情がアップになる。
しばらくの静寂の後、カメラが抜いたのは……橘の顔だった。
テレビ
テレビ
テレビ
武永
武永
神崎
武永
武永
神崎
窓の外からは、まだ太陽の光が燦々と降り注ぐ。
武永
すでにビールを1本やった人が何を言っているのか――。
神崎は深い溜め息を漏らす。
武永
神崎
武永
武永
武永
武永
神崎
武永
神崎
テレビ
テレビ
見知らぬ場所に軟禁され、そしてなかば強制的に観ることになってしまったテレビ番組。
その番組が終わると、再び2人の間に静寂が訪れたのであった。
RYUSEI
RYUSEI
RYUSEI
番組が終わり、スイッチをオフにした様子のRYUSEI。
声の張りが全くなくなっていた。
RYUSEI
RYUSEI
九十九
九十九
九十九
番組が終わったと言われても、誰も席を立とうとしない。
みんなで揃いも揃って、橘を犯人として指名した。
それが負い目になっているのか、茜が申し訳なさそうに手を挙げた。
茜
すでにスタジオを後にしようとしていたRYUSEIは、やや気だるそうに答える。
RYUSEI
RYUSEI
RYUSEI
RYUSEIはそう言うと、先にスタジオを出て行ってしまった。
数藤
数藤
数藤が席を立ち上がる。
それに続いて橘が立ち上がり、ふらふらと数藤の後に続く。
長谷川
九十九
九十九
九十九の言葉に、それぞれが席を立ち上がりスタジオを出ていく。
九十九
最後になった九十九は、無人のスタジオに向かって呟いた。
もちろん、答えは返って来なかった。