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ある怪異の少女が人間だった頃のお話

第3話 - 学校行ってきた✨

2023年05月20日

#青春恋愛

由愛

星璃

んぅ〜

星璃

はっ！

星璃

ここはどこ！？

星璃

私昨日何したっけ！？

星璃

あ！

星璃

引越ししたんだ！

星璃

だから天上見覚えなかったのか〜

星璃

あ！今日学校じゃん！

星璃

急げ〜！

星璃

こ、ここが……

星璃

カモメ学園……！

星璃

ここで私は友達を作ったり……

星璃

運が良ければカレシまで……

星璃

頑張るぞー！

星璃

(おー！)

他の生徒

あの子大丈夫かな？

他の生徒

ね〜

星璃

コンコンコン

星璃

失礼します！

先生

君が如月だな？

星璃

はい！

星璃

(うーんメガネ先生かぁ)

星璃

(まぁ顔はまぁまぁ……)

星璃

50点ぐらいかな……ﾎﾞｿ

先生

50点？

星璃

いや、こっちの話なので大丈夫です！

先生

じゃあ教室案内するから

星璃

よろしくお願いしま〜す

先生

先生が呼んだら入って来て

星璃

はいｯ

星璃

(イケメンいるかな〜«٩(*´ ꒳ `*)۶»ﾜｸﾜｸ)

先生

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

先生

今日は転校生が来た

ザワザワ

先生

静かに！

シーン

先生

じゃあ入っていいぞ

星璃

………

先生

あ、

先生

如月入って来ていいぞ

星璃

はーい

星璃

如月星璃です！

星璃

よろしくお願いします！

おぉ〜

星璃

(おぉ〜って何！？)

星璃

(とりあえず笑顔！)

星璃

( *´꒳`* )ﾆｺﾆｺ

先生

何ニヤニヤしている

星璃

(ダメだったー)

先生

席は……

先生

姫宮の隣が空いてるな

星璃

……(……誰？)

先生

1番左の前から3番目だ

星璃

あ、はい

星璃

ﾄｺﾄｺﾄｺ

結衣

よろしくね！

星璃

可愛い……

結衣

えへへありがと！

結衣

私、姫宮結衣！

星璃

結衣ちゃん……響きがいい……

結衣

えーっと……星璃ちゃん……だよね？

星璃

はいｯ

結衣

( *´꒳`*)ﾌﾌ

星璃

？

結衣

いや〜星璃ちゃん面白い子だなって

星璃

ガーン

結衣

あ、ごめん！

結衣

嫌だった？

星璃

いや、美少女からの第一印象が面白い子……

結衣

ごめんね！

星璃

いいよいいよ！

星璃

学校初日で美少女と友達になれただけで

星璃

私は幸せです✨

結衣

あはは...

先生

はーい授業始めるぞー

他の生徒

えー質問タイムしたいー

先生

休み時間でいいだろ

他の生徒

えー

先生

教科書39ページ開けー

先生

如月は姫宮に見せてもらえ

星璃

はーい

授業中

星璃

(授業暇だな〜)

星璃

(あ、そうだ！)

星璃

(このクラスにイケメンいるか探そ！)

星璃

ｷｮﾛ(･ω･`三´･ω･)ｷｮﾛ

先生

如月何キョロキョロしてる

先生

ちゃんと授業に集中しなさい

星璃

(クッバレたか...)

休み時間

他の生徒

ねぇねぇ！

星璃

何〜？

他の生徒

どこから来たの？

星璃

○○市から来たよ

他の生徒

好きな食べ物は！！

他の生徒

好きな色！

他の生徒

血液型は！

星璃

えーっと

わちゃわちゃ

結衣

大変そうだな...

結衣

あ、星璃ちゃん

星璃

な、何？

星璃

ま、また質問！？

星璃

((;ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

結衣

質問恐怖症になってる……

結衣

大丈夫、質問じゃないよ！

星璃

ε-(´∀｀;)ﾎｯ

結衣

今日一緒にお昼食べない？

星璃

え、

結衣

あ、ダメだった？

星璃

いや、逆！

星璃

こんな美少女にお昼ご飯誘われたの初めて✨

結衣

あの、いい加減名前で呼んでほしいな

星璃

( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

星璃

ご、ごめん！

星璃

えーっと

結衣

結衣だよ

星璃

あ、そうそう結衣ちゃん！

星璃

美少女美少女言ってたから名前忘れてた☆

結衣

ﾌﾌ( *´꒳`*)

星璃

ま、眩しい……

星璃

ここって屋上行けたりする？

結衣

行けるけどどうしたの？

結衣

ま、まさか……

結衣

じ、自さ

星璃

自殺ではないから安心して

結衣

ε-(´∀｀;)ﾎｯ

星璃

屋上行こー

星璃

屋上でお弁当食べるのが夢だったんだ〜♪

結衣

へ〜

星璃

前の学校は屋上行けなかったからね

結衣

そうなんだ

星璃

だから

星璃

食べよ！

結衣

うん！

星璃

ｼﾞｰ

結衣

ど、どうしたの？

星璃

いや〜お弁当美味しそうだなって

結衣

えへへ( *´꒳`*)これ私が作ったの

星璃

え、神やん

星璃

私毎回お母さんに作ってもらってるよ〜

星璃

お弁当作るのに早起きしないといけないから

星璃

私出来ないんだよね〜(*´༥`*)ｳﾏｳﾏ

結衣

そうなんだ(´・ω・｀)

結衣

大変だもんね

星璃

なんでひゃなしほうなの？
(なんで悲しそうなの？)

結衣

いや〜星璃ちゃんの作ったお弁当見てみたいなぁってちょっと思ってたから

星璃

ｺﾞｯｸﾝ私作ったら全部炭になるよ？

結衣

そ、そんなに料理苦手なの？

星璃

うん

星璃

いつの間にか真っ黒になってるんだよね〜

星璃

おかしいよね〜

結衣

うん(別の意味で)

星璃

あ、もう戻らないとヤバいんじゃない？

結衣

そうだね戻ろっか

星璃

(幸せだった〜)

星璃

(もう死んでもいいかも……)

めっちゃ飛ばして家

星璃

ただいま帰りましたぁ

お母さん

また変なこと言って

お母さん

早く手洗いなさい

星璃

はーい

星璃

えーっと

星璃

日記日記〜

今日は新しい学校に行った

運良く私は美少女

星璃

あ、

結衣ちゃんの隣の席になった

この学校は屋上に行けるらしい✨

屋上で結衣ちゃんとお弁当を食べて幸せだった✨

内心もう死んでもいいと思った

ある怪異の少女が人間だった頃のお話

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由愛

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