──────問題
好きな人にふり向いてもらうにはどうしたらいいでしょ?
ジャキンッ
前髪を切る音
〇〇
〇〇
お母さん
お母さん
お母さん
〇〇
〇〇
〇〇
『問題の答えは見つからないまま』
『春休みが明けて入学式』
『今日からいよいよ』
『高校生活が始まります』
1-E 女子 1.──── 2.──── 3.──── 4.──── 5.──〇〇 など
〇〇
〇〇
〇〇
1-E 男子 1.──── 2.──── 3.──── 4.──── 5.──── 6.──── 7.──── 8.──── 9.──── 10.佐藤龍我
『やった─っ また龍我と同じクラス!!』
『また1年』
龍我のそばに…
〇〇
〇〇
…ハッ
龍我
〇〇
龍我
龍我
〇〇
〇〇
〇〇
龍我
〇〇
『も、もう階段…』
〇〇
〇〇
『せっかく久しぶりに会えたのに』
『なんか龍我のほうは全然平気そう………』
『──って』
『いちいち めげんな』
『フラれてもがんばるって決めたじゃん』
〇〇
学校の女子1
学校の女子1
学校の女子2
学校の女子1
学校の女子2
『………ん?』
他
他
他
〇〇
〇〇
〇〇
『な……』
『なんか』
『高校生になったとたん周りの見方が変わってきてる…!!』
先生
先生
先生
先生
先生
〇〇
〇〇
『でも今は委員なんかやってる場合じゃない』
『このイベントをフル活用して もっと龍我に近づかなきゃ!』
〇〇
〇〇
クラス 女子1
クラス 女子1
先生
先生
三上
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
先生
先生
龍我
龍我
〇〇
〇〇
龍我
〇〇
龍我
龍我
龍我
〇〇
〇〇
龍我
『───き』
『気づいてくれてたんだ』
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
龍我
『………こういうこと』
『サラッと言ってくれちゃうもんなあ………』
〇〇
〇〇
〇〇
龍我
〇〇
〇〇
龍我
龍我
龍我
龍我
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
龍我
龍我
〇〇
龍我
龍我
龍我
龍我
龍我
〇〇
龍我
龍我
『……それって…………』
龍我
『ねぇ龍我』
『可能性は0じゃないって思ってもいい?』
『あたし』
『本気でがんばっちゃうよ』
キャンプ場
〇〇
〇〇
クラス 男子1
クラス 男子1
三上
三上
クラス 女子1
クラス 女子1
クラス 男子1
クラス 男子2
〇〇
〇〇
三上
〇〇
〇〇
だめだこーいうのほっとけん!!
先生
先生
瑞生
先生
先生
瑞生
瑞生
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
瑞生
『順調順調』
『ここが一段落したら今度こそ龍我に話しかけに行こうっと』
〇〇
クラス 男子1
クラス 男子2
〇〇
〇〇
学校の女子2
学校の女子1
クラス 男子2
『えっと』
クラス 男子1
学校の女子1
『こういうときって』
『………どう』
『すれば…………』
龍我
龍我
龍我
龍我
クラス 男子2
クラス 女子
クラス 女子
クラス 男子1
学校の女子1
〇〇
〇〇
龍我
龍我
〇〇
龍我
〇〇
『大口たたいて勝手にやり始めて』
『結局中途ハンパじゃんか』
龍我
バサッ
〇〇
『"好き"って』
どうしてこう際限がないんだろう
〇〇
学校の女子2
クラス 女子1
クラス 女子1
クラス 女子1
〇〇
〇〇
〇〇
学校の女子1
学校の女子2
クラス 女子1
………き
気になりますとも!!!
学校の女子1
学校の女子1
クラス 男子1
クラス 男子2
クラス 男子
〇〇
〇〇
〇〇
『……あ』
『ぎゃああ─────っ!!!』
『パジャマ!!』
『かわい─っ』
『新鮮────っっ』
龍我
〇〇
〇〇
龍我
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
〇〇
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 女子1
クラス 女子1
クラス 男子1
クラス 男子2
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
クラス 男子
『────え』
龍我
龍我
『うそ』
『龍我が』
『龍我に彼女が』
誰だぁ騒いでいるのはっ!?
待ってろ全員ふん捕まえてやる
明日自由時間はなしだぞ
きさまらだけ一足先に学校に強制送還だからな!!
どこだっこの部屋か─ッ!?
クラス 男子1
クラス 女子1
クラス 男子2
クラス 男子
クラス 男子
〇〇
〇〇
グイ
バサッ
『………なっ』
『何これ』
『匂いが』
『体温』
『龍我の』
龍我
龍我
〇〇
〇〇
〇〇
〇〇
龍我
クラス 男子1
学校の女子2
〇〇
〇〇
『大きく進めたわけじゃないけど』
『この旅行で龍我の知らない顔をまた見つけられた気がする』
瑞生
瑞生
瑞生
瑞生