星野視点
星野 風夏
私は2週間ほどかけて完成した絵を 手に持つ
星野 風夏
・・・
私の名前は星野 風夏
高校3年生、、だけど学校に行ってない
勿論高校2年生までは別室登校ではあったが、学校には行っていた
だけど、、"あの子"を見かけてからはまったく行っていない
星野 風夏
私はお茶を飲み、少しぼーっとする
私は絵を描くのが好きだ
それは小さい頃から変わってない
将来は絵に関わる仕事をしようかなと 思っている
星野 風夏
私は高校3年生の受験生であるから勉強もしないといけない
学校に行ってない分、家で勉強をしている
星野 風夏
何処で受けようか、、
今までは学校で別室ではあるが同じ時間に受けていた
でも今は学校に行っていない
それに、先生とも3年生になってからは あまり話さなくなってしまった
学校に来ていない理由も、、1度も 言ったことがない
前の数日間は保健室の先生が家まで訪ねてきてくれたが
顔も出さず、インターホン越しでの会話になっていた
申し訳ないとは思っている
だけど、、
星野 風夏
ダメだ、考えるのはやめよう
星野 風夏
私は時計を見て今何時かを確認する
ピンポーン
星野 風夏
それと同時にインターホンがなった
"彼"が来たのだ
私はすっと立ち上がり、玄関の方まで歩いた
星野 風夏
???
星野 風夏
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
星野 風夏
彼の名前は桃瀬 豚平
私と同じクラスの人、、らしい
桃瀬さんは私の無理なお願いに付き合ってくれて、毎日家に来てくれることになった
星野 風夏
桃瀬 豚平
私は他人と話すのは苦手だが、まだ桃瀬さんなら上手く話せる
理由は分からない
でも彼といると心が落ち着いたり、、 どこか懐かしい気持ちになる
桃瀬 豚平
星野 風夏
星野 風夏
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
桃瀬さんが帰りかけようとした時 またこちらに振り向いた
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
星野 風夏
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
星野 風夏
星野 風夏
いつかは言わないといけない
それぐらい分かってる
分かってるけど、、
星野 風夏
桃瀬 豚平
今日は中間テスト1日目
皆集中して取り組んでいる
朝までうるさかったヤツらも、この時間になるとビックリするほど静かになる
さすがに学校のルールには逆らえないか
ちなみに今は3時間目の社会
社会は暗記科目的なところだから毎日教科書を読んで、ワークを解いて、っていうのを繰り返したら意外とできる
ほかの教科も基本的にはワークを何度も解いていた為、それなりの自信はあった
桃瀬 豚平
先週、星野さんからテストを学校で受けるとのことを聞き、先生に伝えた
最近俺は星野さんの家に行っている あの日に星野さんから頼まれたからだ
塾があっても早めに帰ってたったの数分だけでも星野さんと会っていた
でも、、、まだ理由は教えてくれない
学校に来れない理由を
、、ま、無理に聞くのも良くないしな
キーンコーンカーンコーン
桃瀬 豚平
社会の先生
と先生が言い、俺の列の1番後ろ人が テスト用紙を持っていった
社会の先生
モブ
と日直の人が言った瞬間、教室内はいつもの雰囲気に戻った
モブ
モブ
モブ
モブ
桃瀬 豚平
うるせぇ
さっきの静けさはどこいったんだ
桃瀬 豚平
鬱島 大
桃瀬 豚平
鬱島 大
帰り、utと一緒にテストの出来を話していた
テストの日はお昼までに帰れる為、辺りは まだ明るい
鬱島 大
桃瀬 豚平
鬱島 大
桃瀬 豚平
鬱島 大
桃瀬 豚平
明日もテストか、、
、、ま、今年も大丈夫だろ
何よこの点数は?!
桃瀬 豚平
母
桃瀬 豚平
テストが返却された日、俺はものすごく 怒られた
父
父
父
父
父
パチンっ
桃瀬 豚平
父
母
母
父
桃瀬 豚平
母
母
母
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
なんで、、どうして、、
俺の点数は良くなかったのか?
勉強不足だったのか?
確かに、最近は星野さんの家に行っていた事は認める
だけど、、
桃瀬 豚平
俺の為なら俺の意見も聞いてくれよ
桃瀬 豚平
いつまで俺はこの"勉強"という檻に
お父さん達の言う"将来"の為に
桃瀬 豚平
桃瀬 豚平
どうしたらいいんだ?
コメント
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トントンの親滅殺隊作りますか?(初コメ失礼しまぁぁす)