圷
嶺様、お時間で御座います。
嶺
ああ、もうそんな時間か。はぁ・・やってくる
圷
ご健闘をお祈りしています。
因みに顔を出せない嶺はPC越しでのチャットになる。
相手国1
それではこれより、第■■会大統領会議を始める。
相手国1
まず、今日ここに集まったのは・・
それから小一時間後。
相手国1
あと、ずっと言いたいことがある。日本国大統領。
嶺
なっ・・『どういう事でしょう?』っと
相手国2
ほら、日本国の大統領も困惑していますよ?
相手国3
彼の言うとおりです。
相手国1
気に食わないんだ!
嶺
これは一体・・?
相手国2
は?
相手国3
えっと・・
相手国4
あんまりですよ!!
相手国5
黙って聞いていたら・・!
嶺
『何故に私が?』っと
相手国1
あっ
相手国2
ほら、説明してあげなさい。■■さん!
相手国1
その・・どうして顔を出さないのかとか、そっちだけ情報を流さずにしているのが気に食わくてな・・
相手国2
子供みたいな理由ですね。
相手国3
これには日本国の大統領も呆れ顔だろう。大丈夫ですか?
嶺
『私は国全体の秘密を隠しているわけでは御座いません。私自身の秘密を隠しているのです。必要な情報は全て公開しております。』っと・・どうだ?
相手国1
そうか・・すまなかった。許してくれないか。
嶺
はぁ・・『了解しました。今件の事は全て水に流しましょう。』これでいいだろう。
相手国1
ああ・・ありがとう。
相手国2
本日はこれでお終いですか?
相手国1
ああ。解散だ。
相手国2
ありがとうございました。
相手国3
ありがとうございました。
相手国4
ありがとうございました。
相手国5
ありがとうございました。
嶺
『ありがとうございました』っと・・
嶺
終わった・・はぁ・・
圷
お疲れ様でした。紅茶でも召し上がられますか?
嶺
あ・・淹れてくれるか。
圷
はい。・・・どうぞ。
嶺
ありがとう。
圷
様子を見ていましたが・・
嶺
ああ。本当に気が滅入った。
圷
お気持ちお察し致します。
嶺
周りが良い人で助かった。
圷
嶺様は・・心が寛大で御座いますね。
嶺
そうだろうか?
圷
ええ。嶺様の様な方の従者で・・私は幸せ者です。
嶺
圷が私の従者であることが幸せだ。
圷
なっ・・!
嶺
ふふ・・。






