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威留馬
俺は病室の番号をチラリと見て確認した
ガラガラ(病室のドアを開ける
威留馬
威留馬
すみれは俺の顔を見るや否や泣き出した
威留馬の妹
威留馬の妹
威留馬
威留馬の妹
威留馬
威留馬の妹
威留馬
威留馬の妹
威留馬
絶対、俺が救ってみせる
威留馬
『賞金1億』という文字に惹かれて俺はとある大会に出ることにした
正直怪しい以外のなにものでもないが高校生の俺にはそれに参加するぐらいしか治療費を稼ぐ方法が思いつかなかった
威留馬
絶対、勝つんだ
俺は意を決してビルへと足を踏み入れた
?
ねえ、〇〇くん
また、助けられなかったね
……よく懲りないよね
君にはなんにもできないのに
……わかってるよ。俺に何もできないってことぐらい
だけど、今度こそ絶対終わらせてみせる
エレベーター待機中
?
エレベーターが来るのを待っていると前髪ピンクの人に声をかけられた
そいつはちょっとチャラそうであんまり好印象ではなかった
?
威留馬
?
?
威留馬
俺だって、勝たなきゃなんねえんだよ
?
威留馬
突然後ろから子どもが飛びついてきた
水色頭でサメのぬいぐるみを持っている
若干イラついている俺のことなど気にせずににこにこと話しかけてくる
?
威留馬
?
?
水色頭の少年はパッと見小学生くらいだった
こんなガキも参加してるのか……
?
威留馬
?
?
藍
威留馬
勝者は一人なんだからよろしくなんてできないに決まってるけどな
チーン(エレベーターがつく
藍
恋雨
なんかめっちゃ元気な奴らだな……
ピーン(エレベーターが開く
威留馬
エレベーターが開くとすでに二人の青年がいるのが見えた
?
?
どうやら談笑しているようでこちらには気づいていないようだ
藍
恋雨
威留馬
こさめに腕を引っ張られながら俺はエレベーターを降りた
?
?
?
?
二人は楽しそうに喋っていた
どうやらもう随分仲良くなってるらしい
藍
?
?
威留馬
恋雨
?
?
二人とも俺と同い年くらいに見えるが黄色頭は相当コミュ力がありそうだ 緑頭はちょっと落ち着いていて大人っぽい
恋雨
?
?
恋雨
藍
威留馬
尊
藍
これから全員敵になるってのになんでコイツらはこんな風に話せてるんだろ
ポーン(エレベーターが開く
尊
恋雨
?
エレベーターの中から出てきたのは赤目の少年だった
酷くすさんだ目つきをしている
藍
?
藍
?
藍
?
藍
綺麗なフル無視である
こんなに無視されてんのに話し続けるって相当こいつ心臓強いな
ふと今まで黙っていた赤目が口を開いた
?
藍
?
威留馬
少年から明確な敵意を感じた
恋雨
須知
怯えるこさめをすちが慰める
話すタイミングを伺っていたらしいみことも、懸命に話しかけていたらんも言葉を失っていた
恐らく、アイツはこの大会で勝ちたい強い理由があるのだろう
ガンッ(シャッターが降りる
恋雨
尊
威留馬
窓やエレベーター、非常口の入り口から急にシャッターが降りてきた
まるで、俺らを逃げられないようにするように
須知
?
藍
すると、急に天井からモニターが降りてきた
その場にいた全員があっけにとられていた
しばらくするとモニターがチカチカ点灯し、画面が映し出された
そこに映っていたのは真っ黒なローブに身を包んだ不気味な男だった
恋雨
しばらくすると画面の中の黒ローブが口を開いた
主催者
主催者
須知
尊
“命を賭けたゲーム”…?
その言葉はゾッとするほど嫌な感じがした
……でもそういえば何をする大会かは明記されていなかったな
恋雨
恋雨
主催者
尊
主催者
尊
威留馬
どういう、ことだよっ…!?
?
主催者
主催者
?
……どうやら俺らに拒否権はないようだ
主催者
奴がそう言った瞬間、俺の手首と足首に鎖が巻き付いた
威留馬
藍
急に強い力で鎖に引っ張られ、俺は壁に体を打ちつけた
壁に体が当たった瞬間、突如壁から出てきた拘束具のようなもので体を固定されてしまった
尊
どうやらみことも俺と同じ状況のようだ
そしてまた黒ローブが口を開いた
主催者
画面の中のソイツはひどく歪んだ笑みを浮かべていた
?
主催者
主催者
主催者
須知
恋雨
主催者
尊
威留馬
主催者
奴がそう言うと、モニターはプツンと音を立てて落ちた
恋雨
藍
?
?
須知
尊
尊
恋雨
藍
恐らくランダムで拘束される人が選ばれたんだろうけど……
相当不運だな
今回のゲームだと、拘束された2人以外はなんのリスクもない
赤目の言う通り、鍵を探さなければライバルが減る
……でも他の3人はけっこう協力的だ
藍
藍
?
?
藍
?
藍
?
藍
棗
藍
須知
藍
須知
須知
藍
恋雨
恋雨
棗
恋雨
棗
恋雨
棗
尊
なつの様子を見たみことが俺に笑いかける
俺とお前のどっちかは絶対死ぬのになんでそんなに元気でいられるんだろうか
尊
尊
威留馬
威留馬
尊
尊
威留馬
コイツが借金…?
尊
俺のいぶかしげな視線を感じたのか、みことは全力で否定した
尊
尊
尊
尊
尊
威留馬
なかなか散々な人生送ってたんだな……
威留馬
尊
威留馬
尊
威留馬
須知
藍
須知
恋雨
棗
なんだかんだでなっちゃんも探してくれているらしい
俺はチラリと時計を見た
須知
もう残り10分ほどになっていた。非常にマズい
須知
みこちゃんを……助けるんだ
棗
呟いたときにふと視界の端にキラリと光る何かが見えた
棗
間違いない……鍵だ!
棗
恋雨
恋雨
棗
まただ。こさめはアイツに似ている
棗
恋雨
棗
恋雨
恋雨
須知
藍
棗
藍
尊
4人が戻ってきた
そして、らんの手にあるものは…
威留馬
藍
尊
棗
須知
すちに言われて時計を見るともう残り3分をきっていた
藍
恋雨
須知
棗
尊
須知
藍
威留馬
尊
みことはいるまに微笑みかけて続けた
尊
尊
須知
尊
尊
藍
尊
藍
らんは俺の拘束具に鍵を差し込んだ
カチ……と外れる音がする
俺は急いで壁から離れた
須知
尊
カチ…カチ……カチッ
時計は無慈悲に時を刻んだ
主催者
主催者
主催者
プツンとモニターが暗転した
須知
恋雨
棗
みことは、死んだ。俺らの目の前で
アイツの最後の絶叫が耳に残っている
尊
尊
尊
尊
耳を塞ぎたくなるような痛々しい悲鳴
でも俺は絶対見届けなきゃならない。 俺がコイツを殺してしまったようなものだから
あいつもあんな平気なフリをしていたけどやっぱり怖かったんだ。“死”が
恋雨
須知
みことに手を伸ばそうとするすちをなつが引き留めた
棗
須知
藍
威留馬
藍
棗
恋雨
須知
尊