キヨ。
レトルト
牛沢
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
自分でも変なことを言っているのはわかっている。
しかし、こんな状態の人を 放っておけることなんてできなかった。
キヨ。
牛沢
レトルト
男は少し考え、俺とうっしーの顔を交互に見た。
レトルト
キヨ。
キヨ。
牛沢
レトルト
和やかな雰囲気にあてられたのか
段々と笑顔が戻っていく。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
俺たちは会計を済ませ 店の前にタクシーを呼んだ。
呆れ顔で俺たちを見送るうっしーは ひらひらと手を振ったあと
店の看板を『OPEN』にして 中へ入って行った。
ガチャ
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
気持ちが落ち着いたようで 自然と笑えるようになってきたみたいだ。
二人でソファに座り、テレビをつける。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
ちゃんと笑った顔を見るのは2回目だ。
キヨ。
独り身の男の部屋に人がいるというのは 寂しさを紛らわせるにはいいかもしれない。
キヨ。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
キヨ。
クローゼットから着替えを持ってきて 彼に渡す。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
ゆっくりと立ち上がり、風呂に向かう。
それを見送って、俺はソファに横になった。
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
濡れた髪をタオルで拭きながら またソファに座る。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
キヨ。
レトルト
キヨ。
ただのシングルのベッド。
そこに大の男が二人。
どう見ても無理があるだろう。
レトルト
キヨ。
レトルト
レトルト
レトルト
不安そうな声で俺に話しかける。
そうだ、そこに彼女がいるのだ。
つらい思いをした所に一人で行くのは嫌な記憶が蘇ってくるに違いない。
キヨ。
キヨ。
レトルト
レトルト
泣きつかれて眠くなったのか とろんとした声で答える。
キヨ。
キヨ。
レトルト
キヨ。
それぞれ反対側を向いて眠りにつく。
こうして俺たちの同居生活が始まった。
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