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2 - I won't repeat it again.

♥

573

2024年04月03日

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クラスメイト

__ちゃん、さっきは大丈夫だった??

🍪

はい!全然です!!

🎸

...さっきの女は?

クラスメイト

あー、先生に生徒指導室連れてかれたよー笑

🎸

...自習?

クラスメイト

そーそー!

🎸

...そっ。

🎸

ガタッ...

🍪

...黒乃さん、?

🎸

...なに、

🍪

...勉強教えてください、!

🎸

...

🎸

...勉強苦手なの?

🍪

...はい、、

🎸

...はー、

🎸

放課後ね、

🍪

🍪

ありがとうございます!

クラスメイト

あれ完全に狙ってるよね??

クラスメイト

きっもw

クラスメイト

釣り合わないでしょww

はーあ、

うっせぇなぁ、、

いじめっ子は独りじゃ勝てない、

それはほんとだったんだな。

仲間集めて、人虐めて、

なんつーやり方だよ。

あー、

"癪に障る、、"

🎸

...ははは、

🎸

...

クラスメイト

無能は黒乃に話しかけんなww

クラスメイト

転校生イキリすぎでしょww

クラスメイト

ぶりっ子きも!

🎸

ははは!!w

クラスメイト

ビクッ!!!!!

🎸

...はははっ、

🎸

...

🎸

こそこそこそこそ、

🎸

面と向かって言えやぼけ。

クラスメイト

は!?

🎸

『無能』

🎸

『イキリ』

🎸

『ぶりっ子』

🎸

...無能??

🎸

無能じゃないのに、人の悪口言うやつ居んなら、

🎸

無能の方が1000倍も良いじゃねぇかっ!!💢

クラスメイト

そっそれは、ッ

🎸

...転校初日、

🎸

最悪の始まりだな、

🎸

...

🎸

俺が優しくしねぇ理由分かるか?

クラスメイト

ひ、酷いやつだからでしょっ!!

🎸

...おー、そーかそーか。

🎸

そう思うんだな。

🎸

"おめーらがくそだからだろっ!?"

クラスメイト

はっ!?

🎸

...大体、なんで女は仲良くしねぇんだ。

🎸

虐められるやつは何もしてない。

🎸

いじめるやつも特に何も感じてない。

🎸

『ただうざいから。』

🎸

そんな理由で人いじめて、

🎸

『嫉妬』とか言うやつに蝕まれてるだけだろ。

クラスメイト

...ごめん、桃瀬ちゃん。

クラスメイト

私も、ごめんなさい。

クラスメイト

黒乃くんに言われて分かった、私嫉妬してただけなんだって。

クラスメイト

本当にごめんなさい。

🍪

い、いえ、

🍪

全然大丈夫です、笑

クラスメイト

ただ、気をつけてね。

クラスメイト

『あいつ』はそう簡単に諦めてくれないから。

🍪

あいつって、、

🎸

...生徒指導のやつか?

クラスメイト

うん、そーだよ。

クラスメイト

中学一緒だったけど、とことんやってくるから。

クラスメイト

...

クラスメイト

中学の時は守れなかったけど、

クラスメイト

桃瀬ちゃんのことは絶対守る。

🍪

...はい、ありがとうございます!!笑

🎸

...今まで冷たくして悪かった。

クラスメイト

いや、私達が悪かったから。

クラスメイト

こっちこそごめん。

🎸

いや、べつに。

こーやって、物分りのいい人もいる、

こーゆー人は俺は好きだ。

だけどさっき言ってた、あいつは、

そう簡単には折れねぇだろうな、、

せんせー

(これいつ入ろう、、)

🎸

...悪かった。

🍪

...なぜ謝るのですか?

🍪

かっこよかったですが、

🎸

...お前への悪口を全てお前に突きつけるように言ってしまった。

🎸

...

🎸

傷つけた、よな、

🍪

確かに影で言われていた悪口を言われました。

🎸

うぐっ、、

🍪

...ですが、

🍪

その言葉が間違っているとも言ってくれました。

🍪

だから私は怒ってませんよ、笑

🎸

...ならいい、、

🍪

...『あいつは諦めない』

🎸

🍪

って、どーゆーことですか、?

🎸

...そのまんまだ。

🍪

...あーいう行為が続くということですか、?

🎸

...おう、

🎸

...それ以上のことも、されるかも知れない。

🍪

...なら、私転ばないようにしなくては行けませんね!

🎸

...笑

🎸

そうだな、笑

やっぱり、何も知らない方が 生きやすいんだ。

いじめも、虐待も、暴力も、

何も知らなくていい。

本心だって、知らなくていい、

それを知って、君が後悔するなら。

俺は教えたくない。

幸せだけ理解してくれれば、

それでいい。

..."俺は知っちゃったから。"

うちの母親は、、

『科学者だった。』

もう顔も覚えていないけど。

とても良い腕だったんだ。

ある時、

母が難しい薬の調合に、 苦戦していた時だったんだ、、

もう分からない、、

どうしたら、、

小さい頃の🎸

お母さん、、

5歳の頃だったから 何に困っているのか全く分からなくて、

でも、力になりたかった。

でも、"それがいけなかった。"

適当に何かを調合してしまったんだ。

小さい頃の🎸

ジョボボボボボッ

うりっ!?

小さい頃の🎸

えぁっ、

危ないわよ、爆発したりもするのだから、

小さい頃の🎸

ごめんなさい、、

これは捨てなk((

...

...へ、?

"完成させてしまったんだ。"

これは...ッ!

小さい頃の🎸

...?

すごい、すごいわ、、

小さい頃の🎸

どーしたの、?

___ 、、

薬が出来たわ、!!!

小さい頃の🎸

...どーゆー、、こと、?

ギュッ...天才ね、流石うちの子だわ!

小さい頃の🎸

...おかあさん困ってない、?

えぇ、貴方のお陰でね!笑

小さい頃の🎸

〜ッ✨️

小さい頃の🎸

えへへっ!

初めは母も喜んでくれていた。

でも、

その後どーなるかなんて 考えてなかったんだ。

プルルルルッ

ガチャッ...はい、もしもし、

あの薬、ですか、

まだ出来ていなくて、、

あの薬もです、、

ーーーーーー、、

小さい頃の🎸

おかあさん、、

あの薬を調合したことで、 沢山の仕事が来た。

だけど、あれは言わば"奇跡"

それ以上の薬なんて作れるはずもなく。

"母は自分で死ねる薬を作って死んだ。"

バタッ...

小さい頃の🎸

おかあさん!?

小さい頃の🎸

ねぇ!どうしたの、ポロポロッ

...ご、めん、ね、ポロポロッ

小さい頃の🎸

なんでよぉ、、ポロポロッ

母は精一杯戦った。

この世界で、たった1人立ち向かった。

そんな母を誇りに思う。

だけど。

周りから聞こえるのは、

『可哀想ね。』

『子供残して自殺なんて酷いわ、』

『科学者って調子乗ってたし、 良い気味ね、笑』

そこで俺は気付いたんだ。

皆母を慕ってたんじゃなくて、

敬ってたんじゃなくて、

嫉妬してたんだ。

母の作った薬で大切な人が 救われているというのに、

『上の立場にいるから』

って、嫉妬して、

今はただ、

"哀れんでいる。"

だから俺は、

その時学んだものは 知らない方が良いと、思った。

自由に生きるなんて出来ないけど、

少なくとも桃瀬は、

母親のように囚われて欲しくないから、

これは、

"俺の償いだ。"

かえ

遅くなりました🙇‍♀️

かえ

結構好評なのでゆっくり書いていきたいと思います笑

かえ

では!

次回投稿→♡500

I won't repeat it again. (もう二度と繰り返さない)

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