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伊 黒 小 芭 内 side .
なず と 俺は 今 、 コーヒーカップに乗っている 。
向かい側に座っている なず は 全力で コーヒーカップ を 回している 。
俺が回していないことに不満があるのか 、 なず は こっちを 目をうるうる させて 見つめてくる 。
頼むから 、 その表情で俺を 見つめないでくれ 。
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
ああ 、 しゅん とする なず に あるはずのない 猫耳 が 垂れている よう に 見える … 。
相変わらず 、 俺は 重症だな 、
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白 崎 な ず .
コーヒーカップから 降りて 、 伸びをしながら 呟く なず 。
一つ一つの仕草が 、 とても愛らしく感じる 。
きっと 、 他の女が 同じ 仕草をしても 何も感じないのにな 。
やっぱり 、 なず は 特別だ 。
そんな事を 、 考えいると 隣を歩いている なず が ” え っ 、 ” とこっちを見て驚いていた 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
… ?
白 崎 な ず .
…ッ !? 俺は 、 微笑んでいたのか … !?
完全 に 無意識 だった 。
伊 黒 小 芭 内 .
俺は 平然を装い 、 答えた 。
今の俺には 、 この想いを なず に 伝えるほどの勇気がない 。
だから 、 もう少しだけ このままの関係で居させてくれ 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
俺はそう言い 、 なず の 手首を 再び掴んだ 。
白 崎 な ず .
自分から 、 行動したはずなのに 、 顔が熱くなっているのが分かる 。
なず の 方を ちらっと 見てみると 、 俺の何倍も 顔が赤くなっていた 。
まるで ゆでダコだな 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
にぱっ と 弾けるような笑顔で 頷く なず 。
今日は 、 いつもより なず の 色んな 表情を見ることが出来て 、 嬉しい
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
うんうん と 頷く なず に 俺は ” なるほど ” と 返した 。
すると 、 なず は 少し 考え込み 、 暫くすると とても 幸せそうな 、 嬉しそうな表情 を していた 。
伊 黒 小 芭 内 .
白 崎 な ず .
ッ … !?
はぁ 、 なず は いつも唐突に そういう事を言ってくるから 、 こっちの心臓が持たない 。
伊 黒 小 芭 内 .
今の 真っ赤になった顔を 、 なず に 見られたくない あまりに そっぽを向いた 。