コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
岡崎絢也
坂本愛花
お母さん
岡崎絢也
僕はだんだんと小学校の頃のように当たり前に話せるようになっていった。学校でも友達という友達はいないが、普通に話せるくらいにはなってきた
お母さん
お母さん
分からない。僕も不思議でたまらない。
僕はなんでコミュ障がなくなったんだろう
坂本愛花
お母さん
坂本愛花
お母さん
坂本愛花
お母さん
なにそれ
まるで男の子は可愛くないみたいな言い方じゃん
僕は可愛くないとでも言いたいの?
可愛いと思われたいわけじゃないけど...息子として可愛いとは思ってないってこと?
岡崎絢也
気づいたら僕は皮肉たっぷりの言葉を母さんに言ってしまっていた
僕は誰にも愛されてない
その事実を認めたくない自分がいたのかもしれない
岡崎絢也
コンコンッ
坂本愛花
岡崎絢也
岡崎絢也
坂本愛花
坂本愛花
岡崎絢也
マザコン...?
そうなのか?
坂本愛花
岡崎絢也
マザコンだなんて初めて言われた
僕はマザコンなのかな?でも、母さんのことを大事に思ってるのって僕だけじゃないよね?
うん。そうだ。きっと坂本の勘違いだ
坂本愛花
坂本愛花
岡崎絢也
僕はクラスで上手くやり過ごすために書いていた作り話作成ノートを見せた
坂本愛花
岡崎絢也
坂本愛花
岡崎絢也
坂本愛花
坂本愛花
そんなこと初めて言われた。
僕はずっと気持ち悪い人なんだと思って過ごしていた。
だから、僕は少し嬉しくなったのかもしれない
僕は、久しぶりに笑った
岡崎絢也
坂本愛花
僕が何気なく笑ってありがとうと言ったら坂本は目をまん丸にして驚きを隠せない様子だった
坂本愛花
岡崎絢也
坂本愛花
岡崎絢也
なんでだろう。なんか、心がホカホカしてる
こんな気持ち、久しぶりだな...
岡崎絢也
坂本愛花
岡崎絢也
坂本愛花
坂本は目をぎゅっと瞑ってそのあと僕のことを涙目で見てきた
坂本愛花
でも、直ぐに坂本は走って部屋を出ていってしまった
岡崎絢也
僕はあの顔を知っている気がする
お母さん
岡崎絢也
母さんは昨日何もなかったかのように普通だった
お母さん
岡崎絢也
お母さん
岡崎絢也
母さんがニンマリしてるの久しぶりに見た
その時、坂本のある言葉を思い出した
『絢也くんって若干マザコン? 』
岡崎絢也
お母さん
岡崎絢也
やっぱり僕はマザコンなんかじゃない
けど...母さんのニンマリしてる顔を見ると坂本と話す時に感じるあの暖かい気持ちになれるんだ
そう、坂本と話す時に感じるあの暖かみを
...そっか。僕...もしかしたら...