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夕
最近、何をしても楽しくない。
何をしてもつまらない。
夕
本当は、わかっている。
それでも、思い出したくなくて わからないふりを続けている。
夕
夕
??
夕
同じ年くらいの知らない人だった。
でも、ここに人が来るなんて。
夕
夕
??
夕
??
??
夕
夕
??
夕
夕
大地(ダイチ)
夕
それがダイチとの出会いだった。
ダイチが案内してくれたのは
今までと比べ物にならないくらい 綺麗な夕焼けが見える場所だった。
夕
夕
夕
大地(ダイチ)
その明るい笑顔には なんの裏表もなくて。
ダイチのこと、もっと知りたいと思ってしまった。
夕
綺麗な夕焼けを言い訳に 俺はそう言った。
それが結果的にダイチを傷つけるとも知らずに。
夕
久しぶりに悪夢を見た。
ダイチに裏切られる夢。
夕
夕
人は、怖い。
もう何度も何度も裏切られた。
妹にさえ。
夕
夕
夕
夕
数年前
妹
妹
夕
妹
妹
妹
夕
何言ってんだこいつ
俺がいつそんな素振りを見せた?
妹
妹
夕
夕
妹
妹
夕
父親
父親
まずい。
これじゃ、俺が悪人に見えてしまう。
妹
夕
はめ、られた。
あれ以来、人を信用できない。
女の人が、怖い。
夕
夕
わかっている。
だから俺は
何をしても楽しくないんだ。
夕
ダイチが、いない。
夕
夕
夕
夕
なんで、ダイチを探しているんだ?
夕
夕
思えば、ダイチとあったときから、
俺はおかしかった気がする。
夕
夕
夕
夕
夕
自分のに気持ちに気づいても、
理解することは難しかった。
夕
大地(ダイチ)
夕
振り返っても、そこに誰もいなかった。
ただ、夕焼けが見えるだけ。
夕
夕
ダイチはやっぱりこっちにいた。
夕
大地(ダイチ)
夕
なんだか、ダイチの様子がおかしい。
いつもの明るさがない。
夕
大地(ダイチ)
夕
ダイチは俺の頰に唇をつけた。
夕
夕
バシン!!
夕
大地(ダイチ)
そう言ったダイチの顔は、 今までにないくらい悲しそうだった。
夕
大地(ダイチ)
否定も肯定もしなかった。
ダイチの様子がおかしいのは、本当だったから。
大地(ダイチ)
夕
夕
ダイチは、いってしまった。
夕
夕
夕
夕
夕
夕
夕
俺は、ダイチに
恋しているんだ
夕
夕
ダイチも、救われるのか?
ダイチが、自殺しようとしたらしい。
夕
夕
夕
夕
初めて会った日、ダイチは死にたかったから屋上にきた。
少し考えたらわかったはずなのに。
なあ、
まだ間に合うか?
夕
夕
夕
ダイチは、まだ起きない。
それでも俺はいつかダイチとまた話せる日が来ると信じて
今日もダイチを見つめている。
※この物語はフィクションです。