本田菊
本田桜
姉上と一緒に靴を履きます。
その時ふと、姉上がこんなことを聞いてきました。
本田桜
本田菊
本田桜
本田菊
本田桜
本田菊
本田桜
本田菊
本田桜
本田菊
本田桜
本田桜
本田菊
本田桜
本田桜
本田菊
本田菊
本田桜
本田桜
本田桜
一気に顔に熱が帯びていきます。
そう、そうなのかもしれません。
私はイヴァンさんのことが……
本田菊
本田菊
本田桜
本田桜
本田桜
姉上はいきなり私のお尻をぶっ叩きました。
本田菊
本田桜
本田桜
本田桜
本田桜
本田菊
手をグーにして人差し指と中指の間に親指を入れ、姉上は私に見せつけます。
どこでそんなことを覚えたのだろう、と思ったが、たしかにその通りだと思いました。
私はきっと、あの時から、保健室で彼を見た時から、ずっと恋をしていたのでしょう。
フェリくんとルートくんのように恋をしていたのに、長年、その恋心をしまっていたのでしょう。
本田菊
本田菊
本田桜
二人、微笑みあって私たちは扉を開け、外へ出ます。
今日はイヴァンさん、来るでしょうか。
少しでもアピールとして、一緒に登校できたら、なんて。
なんて、そんな奇跡、起こるはずなんてありませんよ……
……それが起こるんですよねー!
だってオタクだから! 推しと心がつながっちゃってるから!
……あ、推しと意思疎通できてると思うと、目からナイアガラの滝がこんにちはって……
普通に叫びたい、てか今ここで愛を叫んでしまいたい……!
本田菊
イヴァン・ブラギンスキ
そりゃ良いに決まってる。てかずっと時の流れが止まってれば良いのに
本田菊
ふっ。さすがは私。こんなことなど朝飯前なのです!
イヴァン・ブラギンスキ
……えへへ?
なにそれなにそれ、え?
えへへ? えへへって何?
そんな笑い方するわけ? なにそれかわよ。
本田菊
落ち着くのだぞよ、本田菊!
そんなことで……そんなことでもないか、とにかくキモいオタクだと悟られてはなりません!
あなたの試練はただ落ち着いた本田菊を演じるのみ!
さすれば推しのてぇてぇも見れることでしょう!
イヴァン・ブラギンスキ
もうだから好きなんです……!
すぐ心配してくれるとことか
本当に好きにならない以外の選択肢がなさすぎて、さすがに尊死。
本田菊
よくやったぞ! 本田菊う!
イヴァン・ブラギンスキ
はい、可愛い。
コメント
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可愛いのは認める