桃乃
桃乃
僕は不出来な弟。史上最年少で神覚者になった兄様とは違い、周りの人間からは劣等生と言われている。兄様とは同じ学校の寮で生活しているにも関わらず全く会話をしない。きっと僕みたいな出来損ないが弟で恥ずかしいのだろう
俺は無価値な弟。神覚者である兄と比べられ父からは、お前はいつになったら価値のある人間になるんだといつも言われている。俺は勉強も魔法も人一倍頑張ってきたつもりだ。それでも認めてもらえなかった。ここ数年、兄とは殆ど会話をしていない。もう俺のことなんかどうでもいいと思っているのだろう
ずっとそう思っていた
昼休みの時間、フィンは学校の中庭のベンチに座っていた。
フィン
ワース
フィン
そう言うと、ワースはフィンの隣に腰掛けた。
ワース
フィン
ワース
フィン
ワース
フィン
その時だった
ドカーン!!!!
フィン
ワース
突然、大きな爆発音が聞こえた。
生徒
生徒2
それと同時に生徒の悲鳴が聞こえた。
ワース
フィン
ワースとフィンがベンチから立ち上がった次の瞬間
ドスッ!
フィン
首に重い衝撃が走り、フィンは地面に倒れた。
フィン
そこでフィンの意識は途切れた
翌日、イーストン魔法学校で謎の大爆発が起きたことが魔法局に伝わり、神覚者が対応に追われていた。
ライオ
コンコンッ
ソフィナ
ライオ
ソフィナ
ライオは受け取った2枚の報告書を見て、血相を変えた。
ライオ
ライオ
レイン
オーター
ライオ
オーター
レイン
ライオ
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