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ゆかり

(おばあちゃんが緊急搬送されて、大きな病院に入院することになった)

ゆかり

(私は毎日片道1時間かけて病院へ通っていた)

ゆかり

(この毎日毎日通る道....)

ゆかり

(そしてその途中にある古い橋。そこで必ず毎日立っている足が折れた老婆)

ゆかり

(私は霊が見える。このお婆さんは死んでいる。)

ゆかり

(害は無さそうだけど....)

老婆の霊

....(ニタァ…)

ゆかり

(あのお婆さん私を見る度に必ず微笑むのよね....)

ゆかり

悪いけど怖いし無視しちゃお....

ゆかり

お母さん洗濯したら病院行くから!

ゆかり

夕飯は冷蔵庫にあるからね!

ゆかり

チンして食べて!!

たくま

はいよー

ゆかり

じゃあね!!

ゆかり

遅くなっちゃったな

ゆかり

早く帰らなきゃ

老婆の霊

.......

ゆかり

(またいる....)

ゆかり

....ん?

ゆかり

(なんか変....)

ゆかり

(いつもより目を大きく広げて体揺らしてる....)

ゆかり

(やだ不気味....早く帰ろう....)

ゆかり

んん....眠れない....

ゆかり

布団に入ってから結構経ったけど全然眠れない......

ずるっ....

ゆかり

1階の玄関前に何かいる!?

ガチャンガチャンッ!!

ゆかり

ひっ!

ゆかり

(玄関が開いた!?鍵は閉めたのに!)

ずっ....

ゆかり

家の中に入ってきた....

ズルゥズズズルッ....

ゆかり

(階段を上がってきてる!!早く逃げなきゃ!!)

ゆかり

....え!?なんで!?

ゆかり

(身体が動かない!!)

ゆかり

(マジでやばい!!近い!もうすぐ近くにいる!)

ゆかり

....え?

老婆の霊

けひひひ

ゆかり

いやぁ!!やめて!!

老婆の霊

お前の中に入れろ!!身体をよこせ!!

そこで私の目は覚めました。あれから気絶していたのでしょうか。あの時私の目に映ったのは天井いっぱいの巨大な老婆が私を見下ろし笑っている姿でした。

老婆が私を見て笑っていたのは、微笑んでいた訳ではなくおばあちゃんの介護で疲労し弱っていた私を見て「寄生」しようとニヤニヤしていたのかもしれません。

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