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時尾 翔
うぅ、ん？気絶してたのか。
井伊沼博士
大丈夫かい？
時尾 翔
はい、でもこれでタイムスリップできたんですか？
井伊沼博士
多分できたと思うよ。外に出てみよう。
時尾 翔
ん？何も変わったようには見えませんが…
井伊沼博士
いや、そんなはずはないよ。
時尾 翔
あっ！あれは母さん！
時尾 翔
去年亡くなった母さんがいる！
母さん
どうしたの翔？昼間から外に出て。
時尾 翔
ということは、このタイムマシンは本物だったのか！
あれから1時間後
井伊沼博士
満足してもらえました？
時尾 翔
はい！本当にありがとうございました！
井伊沼博士
また使いたい時に来なさい。
あれから一週間後
井伊沼博士
おお！よく来たね翔くん！
時尾 翔
こんちわ～
井伊沼博士
何年前までいきたいのかね？
時尾 翔
10年でお願いします。父と母に会いたくなって。
井伊沼博士
本当にいいんですね？
時尾 翔
え？はい。お願いします。
井伊沼博士
わかりましたが、私はついていけません。それでもよろしいですか？
時尾 翔
はい！頼みます！
井伊沼博士
いきますよ！
時尾 翔
うわぁぁぁぁ！
時尾 翔
はっ！着いたか！
時尾 翔
ん？周りになにもないぞ。
時尾 翔
まさか……………
時尾 翔
10年前はこの研究所がなかったのか………
時尾 翔
じゃあ僕は帰れない……
時尾 翔
嫌だぁぁ！助けてくれぇ！！！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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